「全盛期って言われてた時以上の兆しを感じているので、今ならあの時のSKEを越えられる!そう思ってます!」
ド熱い!そうこなくっちゃ!
今年の生誕祭も、高柳明音は歴戦を乗り越えてきた闘将らしく勢いだけでなく実のある言葉でしっかりと熱い気持ちを届けてくれた。
「みんなが自信を持って心からナゴヤドームに立ちたい!って思ってることがすごく嬉しいです!」
今再び、ナゴヤドームへの機運が高まりつつある。
美浜海遊祭での真木子発言しかりユニット対抗戦での珠理奈発言しかり。それは単に10周年という節目に花を飾りたいという想いだけではない。
”リベンジ”であることが外せないのだ!
100%SKEでのインタビューでも触れられていたがあのコンサートは、そこまでの道のりも含めて決して満足いく内容でなかったことは明らかだ。今でこそ伝説になっているが当時は取り巻く環境も異なっており、到達できたことに大きな意味はあったものの決して満足のいくWay to the ナゴヤドームでも内容でもなかったのだ。
走り続けてはいたものの前年の主要メンバー大量卒業、初のグループ内組閣、旧事務所ピタゴラスのAKS合併など、当時は運営とメンバー、現場スタッフ、ファンとの間で気持ちのズレが見受けられることが多かったように思う。
だが今は違う。
直近のユニット対抗戦コンサートを見てもコアなファンだけでなく程よく一般層を取り込まんとする工夫が随所に感じられ、細かいディテールまでしっかりと作り込んでくる演出姿勢にも感心することが多かった。近年の流れとしてメンバー自身が演出やセットリストに積極的に参加するようになったこと、昨年のソロコンもそうだが自主性を引き出すような内容にシフトしてきている点も非常に大きい。
ゆなながセンターとなった意外にマンゴーの選抜人事に文句のつけようがなかったことが昨今のSKEを象徴していると言えるだろう。先輩メンバーは自らの進退の関係もあり発表があるたびに今か今かと待ち構えている。
「コンサートでそれっぽい発表があるたびにナゴヤドームが来るんじゃないか、と期待できる自分たちで居られることが幸せなことだと思ってます。」
と語るちゅりも、あの当時との心持ちの違いは明らかだ。今なら最高のステージにできる!そんな思いがみなぎっている。実に頼もしい!
ただ、正直僕はまだ少し早いと思っている。後輩メンバーの気持ちがまだ追いついていないのだ。最大勢力6期を中心としたネクストジェネレーションがまだ無用に空気を読み、先輩に遠慮している様子が見え隠れする。外仕事の逞しさ、劇場での説得力はもう十分だ。
あとは精神的な面だろう。
先輩の思い出作りのドームにはさせない!主役は私たちだ!
是非そうあってもらいたいのだ!こうして旧世代と新世代の両輪が等しく駆動してこそ運営陣も一体となって大きな目標に向かって走り出すことができる。
最後に再びド熱いことを言ってくれたちゅり!
「いつでも今が全盛期を更新し続けている!」
振り返っている暇などない!高柳明音についていきたい!!
そんな頼もしい先輩に負けるな後輩!!