11月6日のE公演にて、佐藤すみれからSKEを卒業するとともに所属事務所、ホリプロからも退社することが合わせて発表された。
熟慮を重ねた上での決断のようで、しっかりとした面持ちで「何か一つでも後輩に残すことが今の私の役割だと思っています」とグループへの熱い想いも含めて気丈に、その胸の内を語ってくれた。
年齢的にも引き際を考えているのは想像に難くなかったが、今再びの全盛期を感じさせてくれるような昨今の活躍、AKB時代とは違った逞しさを感じさせる吹っ切れた輝きに大いに魅せられていただけに、一抹の寂しさが残る。以前の発言ではアイドル卒業後はミュージカルを中心に女優路線を目指していただけにホリプロ退社にも驚きを隠せない。
すーちゃんは6歳からこの世界に飛び込み、AKB加入後はホリプロの歴史ある看板舞台「ピーターパン」の主演も務めるなど、ミュージカルなどの経験は48グループではトップクラスだった。ただそれゆえの達成感と今後、現実的に今の自分のポジションからは明るい未来を想定しにくかったという正直な心情をその後のラジオ出演で吐露している。
であるならばSKEで移籍という壁を乗り越え、一番楽しく充実している今キラキラした輝いた姿のまま卒業(引退)したいという考えに至ったようだ。
納得である。
最後はすーちゃんコールに促され
「これからは普通の女の子に戻ります」
とわかりやすく一般人に戻る発言からの、僕が驚いたのはここからの彼女のエモーションの爆発だ!
「これからは普通の女の子に戻ります」
とわかりやすく一般人に戻る発言からの、僕が驚いたのはここからの彼女のエモーションの爆発だ!
「残りの期間はマジでチームEのために捧げようと思ってます!こんなに!こんなに私が好きになれたグループ、チーム初めてで…ホントにみんなのことが好きなんですっ!」
The芸能界の表舞台からは去る決断をしたすーちゃん。その後、まだ考えはまとまっていないようだが、どうやら今のところごく普通に就職や近い将来に結婚というパターンは想定していないようだ。できればアイドルとして培ってきたものを生かして好きなことをやっていきたいという彼女。
あの時の感情の高まりは本物だ!そのエモーションにこそ答えがある!
フェスティバル公演において、自らが中心となって新公演を立ち上げる過程で真にSKEに移籍した意義を、喜びを見出すことができたという彼女。若手育成係としてもモバイルサイトで「すー信簿」なる企画が大好評だ。
どういう形になるかはまだ見えない。時間はかかってもいい。
今度は自らの手でアイドルを創り出すと言う可能性をどうか模索してほしい!
今度は自らの手でアイドルを創り出すと言う可能性をどうか模索してほしい!