2017年12月19日火曜日

目指せ正式ユニット !! ストロベリーパンチの可能性!





ストロベリーパンチ(SP)について書き洩らしていた。


11月12日、昨年のソロコンサートに続いて初の試みであるユニット対抗戦が行われ、内山命、日高優月によるストロベリーパンチが優勝した。安易な企画ユニットと侮るなかれ、彼女たちは単なる一コンサートの一ユニット以上の重要な可能性を秘めている。


ブリブリの地下アイドルのパロディのような過剰なノリとステージ裏のだらしない姿まで含めたエンターテイメント性。普段の彼女たちとのギャップまで引っくるめてエンタメとして振り切った姿勢はお見事と言う他ない。



ポイントはやはりギャップだろう。



普段は内山、日高ともにサバサバした性格であり、可愛いを過剰にアピールするには無理のある年齢にも入っているからこそのギャップ。そのギャップを可視化させるようなステージ裏での完全スイッチOFFのだらしない姿。(普段の彼女たちのノリを増幅させている!笑)


正直関西人的な厳しい目線で言えば、ああいったノリを手放しで絶賛できないところもある。それを差し引いても、コンセプト、キャラクター付け、独自フレーズの作り込み、それを体現する二人のやりきり感など、目を見張る完成度!その名の通りのパンチ力だ!



我々は内山命の力を甘く見ていたのかもしれない。



公演のMCなどでも彼女のアイドル観には時々ハッとさせられることがある。昨年のソロコンでの「枯れ葉のステーション演歌ver」のインパクト、完成度も実に見事で、あらためて彼女の自己プロデュース能力の高さが証明された。



日高優月の対応力も見事だ。昨今のメディア仕事での積極性は思い切りの良いMM(野球モノマネ)に表れている。振り切りつつもさすがは永遠のJK同級生、ハイツインであの衣装が似合ってしまうところが心憎い!



SKEでは実質、かつてのAKBのように独立してデビューしている”ユニット”は存在しない。


ラブクレッシェンドは出だしこそシングルという形だったが、その後は全てカップリング扱いであり、当然だが運営主導のものである。今のSKEの体力では止むを得ないだろうが肝心のプロデューサーの関心もプロデュースグループ自体が飽和しており期待薄な状況。



こういう状況でSPのようなメンバー発のスマッシュヒットには大きな意味がある。



自己プロデュースが求められて久しいが、今回まさにその力が試され実を結んだ形となった。さらにここから発展進化してオリジナル曲でカップリング収録や、さらにそれ以上の展開となると夢が広がる!


正直これで終わってほしくない。


ノリ的には期間限定の企画ユニットゆえの面白さかなとも思うが、特別公演で思わぬ発展を遂げれば、さらなる展開も夢ではない。


現在、指原莉乃が=LOVEというグループをプロデュースしているが、SPのように末端のメンバーから注目すべきプロデュースユニットが出てきたことにこそ意味がある。群雄割拠の中から今までにないキラリと光る才能が台頭して来てこそ、48グループの醍醐味。



ユニットといえば、じゃんけん大会が今年はユニットだったが、発案はメンバーでもその後は従来と同じく、まな板の上に乗せてもらうという展開だった。



ストロベリーパンチはメンバー自ら発案し、ステージを成立させ、評価されるところまで至った初めてのユニットなのだ。



この萌芽は見逃せない。


目指せ正式ユニット!ストロベリーパンチの先にこそ未来はある!!


2017年12月13日水曜日

決起せよ6期生 !! Zeppの先にこそ未来はある!


僕は6期生推しだ。



現状の戦力としては、発表されたNewシングル「無意識の色」で新たに鎌田菜月が念願の選抜入りを果たし、現在選抜内に計6人と最多勢力である。劇場での説得力、外仕事での経験値、たくましさも十分なレベルで個人差はあるものの、アイドルとしてかなり仕上がっているように思う。

一方で、ゆななが意外にマンゴーでセンターになったのを契機に7期生が新世代の主役として捉えられることが多くなってきた。

初のナゴヤドーム未経験世代。

だからこそ、10周年を迎えるSKEにおいて再びナゴドへの機運が高まりつつある昨今、彼女たちが新たな物語を綴る主役として先頭を切ることには異論の余地もない。

長い目で見れば、6期生は主に今の1〜4期生が担っているような全体の屋台骨だったり、外仕事を中心に広い視野でのSKEの顔としてグループをを背負って、外へアピールできる存在へのアップデートが求められている。

だからと言ってあっさり7期生以降に物語の主役は移っていきます!という流れもどこか物足りない。その契機として、以前から彼女たちが目標に掲げている”Zepp単独ライブ”はぜひ実現してほしいハードルである。さきぽん、れおなの生誕祭でもあらためて実現への意気込みが語られていたが、正直もう聞き飽きてきた。

来年は6期生お披露目から5周年でもある。(2月28日)

やるならこのタイミングしかない!

具体的にどういうライブをするかを提示してファンを巻き込んで大人を動かす段階に進むべきだ!稚拙でも構わない。君たちが自分たちで一からステージを作り上げるという経験にこそ大きな意味がある。

そこを乗り越えれば、悩めるエース北川綾巴も殻を破れるのではないかと思う。

去っていった仲間たちのためにも…6期生よ!今こそ決起せよ!



2017年12月9日土曜日

リベンジ待ったなし!ナゴドへ突っ走れ!高柳明音生誕祭!


「全盛期って言われてた時以上の兆しを感じているので、今ならあの時のSKEを越えられる!そう思ってます!」






ド熱い!そうこなくっちゃ!



今年の生誕祭も、高柳明音は歴戦を乗り越えてきた闘将らしく勢いだけでなく実のある言葉でしっかりと熱い気持ちを届けてくれた。



「みんなが自信を持って心からナゴヤドームに立ちたい!って思ってることがすごく嬉しいです!」



今再び、ナゴヤドームへの機運が高まりつつある。


美浜海遊祭での真木子発言しかりユニット対抗戦での珠理奈発言しかり。それは単に10周年という節目に花を飾りたいという想いだけではない。


”リベンジ”であることが外せないのだ!


100%SKEでのインタビューでも触れられていたがあのコンサートは、そこまでの道のりも含めて決して満足いく内容でなかったことは明らかだ。今でこそ伝説になっているが当時は取り巻く環境も異なっており、到達できたことに大きな意味はあったものの決して満足のいくWay to the ナゴヤドームでも内容でもなかったのだ。


走り続けてはいたものの前年の主要メンバー大量卒業、初のグループ内組閣、旧事務所ピタゴラスのAKS合併など、当時は運営とメンバー、現場スタッフ、ファンとの間で気持ちのズレが見受けられることが多かったように思う。


だが今は違う。


直近のユニット対抗戦コンサートを見てもコアなファンだけでなく程よく一般層を取り込まんとする工夫が随所に感じられ、細かいディテールまでしっかりと作り込んでくる演出姿勢にも感心することが多かった。近年の流れとしてメンバー自身が演出やセットリストに積極的に参加するようになったこと、昨年のソロコンもそうだが自主性を引き出すような内容にシフトしてきている点も非常に大きい。


ゆなながセンターとなった意外にマンゴーの選抜人事に文句のつけようがなかったことが昨今のSKEを象徴していると言えるだろう。先輩メンバーは自らの進退の関係もあり発表があるたびに今か今かと待ち構えている。


「コンサートでそれっぽい発表があるたびにナゴヤドームが来るんじゃないか、と期待できる自分たちで居られることが幸せなことだと思ってます。」



と語るちゅりも、あの当時との心持ちの違いは明らかだ。今なら最高のステージにできる!そんな思いがみなぎっている。実に頼もしい!


ただ、正直僕はまだ少し早いと思っている。後輩メンバーの気持ちがまだ追いついていないのだ。最大勢力6期を中心としたネクストジェネレーションがまだ無用に空気を読み、先輩に遠慮している様子が見え隠れする。外仕事の逞しさ、劇場での説得力はもう十分だ。



あとは精神的な面だろう。



先輩の思い出作りのドームにはさせない!主役は私たちだ!


是非そうあってもらいたいのだ!こうして旧世代と新世代の両輪が等しく駆動してこそ運営陣も一体となって大きな目標に向かって走り出すことができる。



最後に再びド熱いことを言ってくれたちゅり!



「いつでも今が全盛期を更新し続けている!」



振り返っている暇などない!高柳明音についていきたい!!

そんな頼もしい先輩に負けるな後輩!!


2017年12月4日月曜日

勇気ある撤退、佐藤すみれの決断と未来!


「この芸能界では全てやり切ったかなと思いました。24歳になった今このタイミングで新たな一歩を踏み出してみたい」



11月6日のE公演にて、佐藤すみれからSKEを卒業するとともに所属事務所、ホリプロからも退社することが合わせて発表された。


熟慮を重ねた上での決断のようで、しっかりとした面持ちで「何か一つでも後輩に残すことが今の私の役割だと思っています」とグループへの熱い想いも含めて気丈に、その胸の内を語ってくれた。


年齢的にも引き際を考えているのは想像に難くなかったが、今再びの全盛期を感じさせてくれるような昨今の活躍、AKB時代とは違った逞しさを感じさせる吹っ切れた輝きに大いに魅せられていただけに、一抹の寂しさが残る。以前の発言ではアイドル卒業後はミュージカルを中心に女優路線を目指していただけにホリプロ退社にも驚きを隠せない。



すーちゃんは6歳からこの世界に飛び込み、AKB加入後はホリプロの歴史ある看板舞台「ピーターパン」の主演も務めるなど、ミュージカルなどの経験は48グループではトップクラスだった。ただそれゆえの達成感と今後、現実的に今の自分のポジションからは明るい未来を想定しにくかったという正直な心情をその後のラジオ出演で吐露している。


であるならばSKEで移籍という壁を乗り越え、一番楽しく充実している今キラキラした輝いた姿のまま卒業(引退)したいという考えに至ったようだ。



納得である。



最後はすーちゃんコールに促され


「これからは普通の女の子に戻ります」


とわかりやすく一般人に戻る発言からの、僕が驚いたのはここからの彼女のエモーションの爆発だ!


「残りの期間はマジでチームEのために捧げようと思ってます!こんなに!こんなに私が好きになれたグループ、チーム初めてで…ホントにみんなのことが好きなんですっ!」




エモい!マジで熱くなってないと言えない心の叫びだ!


The芸能界の表舞台からは去る決断をしたすーちゃん。その後、まだ考えはまとまっていないようだが、どうやら今のところごく普通に就職や近い将来に結婚というパターンは想定していないようだ。できればアイドルとして培ってきたものを生かして好きなことをやっていきたいという彼女。



あの時の感情の高まりは本物だ!そのエモーションにこそ答えがある!



フェスティバル公演において、自らが中心となって新公演を立ち上げる過程で真にSKEに移籍した意義を、喜びを見出すことができたという彼女。若手育成係としてもモバイルサイトで「すー信簿」なる企画が大好評だ。



どういう形になるかはまだ見えない。時間はかかってもいい。


今度は自らの手でアイドルを創り出すと言う可能性をどうか模索してほしい!