2017年9月8日金曜日

暴れろ !! オクトパス須田!ブックを破れ !! サックス古畑!


今回、ドラマには参加しなかった新規メンバーが14人いる。





厳しさゆえ脱落したメンバーも多いようだ。(倍くらいいたらしい)


だが、この試合を見た後、到底そのメンバーを責める気にはなれない。


今回、6人タッグで比較的出番の少なかったバード高柳こと高柳明音でさえ、当日はアドレナリン?で感じなかった体の痛みや青アザに翌日気がつくような有様だ。当日リングに上がっていたメンバー全てに僕は敬意を表したい ( *ω´)




総合的にMVPを挙げるとすれば、迷わずヒールターンした須田亜香里だ!



水を得た魚とは彼女のことではないだろうか?笑。彼女の、あの普段持て余し気味のアクの強さが最大限に生かされていたように思う。



48はそもそも、王道アイドルではない。(テレビメディア主導で松田聖子らによって80年代に確立されたアイドル像)


売り方(当初の反メディア路線)やシステムを含めて邪道であるがゆえに革新的な存在となり得たのだ。(原型と言えるおニャン子クラブもまた、素人JKをそのまま放課後に集めてみました、というコンセプトで、まだアイドル=歌手というイメージが強かった時代に斬新であり破壊的であった)



だが一方で80年代に確立された王道という幻想はまだ生きている。


その型にハマろうとしてもハマりきれず、その独特のアクを持て余していた須田は地上波でのリコピンというキャラでもおなじみだが、存在自体が浮き立っている。



一方で、アイドルは時代の華でもある



総選挙を3連覇したのは指原莉乃だ。近年見事に勢いを取り戻した新日本プロレスにおいても、棚橋や岡田というスーパーベビーフェース(善玉)が立役者である事は間違いないのだが



時代はヒールを求めている。




昨年のプロレス大賞は言わずもがな、内藤哲也である。昨今、日本を取り巻く政情も混沌を極めている。もはや時代は、あの呑気に平和ボケしていられた80年代ではないのだ。





今回、普通にプロレスとして非常に良くできていたが、ヒール(悪)対ベビー(善)という構図としてはオクトパス須田がいなければここまでの盛り上がりに達していなかったのではないか?今年の総選挙で6位まで這い上がった彼女が3位の珠理奈にプレッシャーをかけているという現実の状況とも重なる。



はっきり言って長年のプロレスファンの僕から見てもオールバックで悪態をついている須田はマジで憎たらしい!笑。オクトパス須田よ!もっと暴れてみせろ!!



須田亜香里はただのアイドルではない。かつてバレエで全国トップクラスまで上り詰め
The努力でその道を切り開いてきたメンタル、フィジカルともにまさに”鉄人”と呼ぶに相応しいメンバーなのだ!そんな強力な相手を説得力を持って倒せるかどうか、、



ハリウッドJURINAよ!お前は本当に強いのか?ベルトを強奪され最後に恥をかかされたJURINAの逆襲から目が離せない!



そして、、僕が最も期待しつつもガッカリさせられたあのメンバーについて、どうしても一言物申したい!ただキャッチーにサックス吹いてるだけでいいのか!?体があるとはいえ、ポッと出の新人に沈められて悔しくないのか!?そもそもバトルロイヤルの一員という扱いに不満はないのか?君は総選挙で選抜になったメンバーだぞ!!




プロレスには基本、ブック(台本)がある。



だが、安易にそれに従っているだけでは時代の壁を打ち破る事はできない!!


かつての長州力など、会社が狙ったストーリーラインをぶち壊すことで突破口を開き、”俺たちの時代”というムーブメントを起こすことにより時代を引き寄せたのだ。



「いつまで珠理奈とか須田がのさばってんだよ!」


とか言って、牙をむいてほしい!!



僕が本当に見たかったのは、くだらねーブックなんか破ってやる!とばかりにJURINAやオクトパス須田をなぎ倒すサックス古畑の勇姿だ!!遠慮する事はない!思いっきりラリアットをかませ!!!



これは、ようやくソロデビューに漕ぎ着けたリアルな古畑奈和に対する僕からの最大限のエールでもある!!!(ちょっとプロレス的な妄想がすぎたかしら...笑)



まだ続くかもσ(^o^;) ↓

今、そこにあるマジ!<SKE48激励ブログ>: アイドルがプロレスをやることの意味とは?