前回の続きです。
http://katteniproducer.blogspot.jp/2017/01/ske.html
さらに真木子の発言を補足して
「SKEは(ただの)アイドルじゃない。
(既成のスタイルに甘えず、常に”強さを求めて”挑戦する)
SKEっていう軍団、そういうカテゴリーなんです。」
とすると個人的にはもっとしっくりくる。
この場合の「強さ」とは単純にパフォーマンスの力強さ、熱さでもあり
汗まみれになることも辞さない、常に妥協しない姿勢そのものでもある。
よく言われる
アイドルにパフォーマンスの力を求めること自体がナンセンスだ!
という意見は、ある一面で正しい。
参考)SKE48勝手にプロデューサー!(笑): アイドルとダンスパフォーマンスのあるべき関係とは?
基本的にアイドルとは ”カワイイを消費される存在” であることが前提であり
パフォーマンスはあくまでその一手段であって
ダンサーではない彼女たちに過度なクオリティを求めるのは確かに筋違いだろう。
だが、そこはAKBから派生した
常にその高い壁を追う者としてのSKEのグループとしての宿命があり
差別化としてAKBを上回るものを提示しなければ!というスタンスが
パフォーマンスの熱さに現れるのは必然と言えるだろう。
乃木坂に対する欅坂を見ても、それは理解できるはずだ。
個人的に、プロレスファンであった僕の視点では
その辺りの構図が
日本プロレス に対する、新日本プロレス
そのまた新日本に対する UWF に重なる部分があり
いずれも理想とするプロレスを目指して派生した、”強さ”にこだわった団体だ。
現在放送中の「豆腐プロレス」がキッカケで
珠理奈がプロレスにハマったのは決して偶然ではない!
彼女のパーソナリティとSKEのカラーが"強さ"にこだわるプロレスと共鳴したのだ!
SKEは原点に返り、カワイイだけではない
ライブアイドルとしての”強さ”を取り戻すべきである!!