2016年3月15日火曜日

珠理奈vs奈和ちゃん チキンLINE TV初披露!


遅ればせながらMJでのオンエアを確認しました。



先日のDMMでの初披露(奈和ちゃんセンター)も見ましたが



ワントップの布陣


としてはセンターとしての華という点でも正直、珠理奈に軍配が上がりますね。



アグレッシブな奈和ちゃんのパフォーマンスもすばらしいのですが、1人だけ入り込み方がスゴいので(笑)やや表現が過剰に見えるきらいがあり、好みが分かれるところでしょう。MJでもそんな感じでしたが、3列目としてはアリだと思います。


以前、AKBINGOでの歌姫企画でも表現の過剰さを平尾昌晃氏に指摘されていましたが、あふれ出てしまうものをいかに抑制してコントロールするかが彼女の課題なのかもしれません。


従来よりガッチリした体形とともに先日まで出演していた

ミュージカル仕様の表現があふれている。

そんな感じでしょうか?


ミュージカルがUFC(総合格闘技)のようなアルティメットファイトだとすると


今回のステージは”魅せるところは魅せる”ようなプロレス的な、珠理奈の余裕を感じさせるパフォーマンスのほうが全体のバランスとしてはシックリくるように思います。


もう少し抜くところは抜く、というスタンスの方がメリハリも出ていいように思いますが、



奈和ちゃんの


余裕の絶対王者 = 珠理奈


に立ち向かうチャレンジャーのようなアグレッシブな姿勢は”SKEらしさ”という点においても大いに買いたいところです!



今回のシングル、”珠理奈 VS 奈和ちゃん”という視点で見ると更に面白いかもしれません。

2016年3月9日水曜日

斉藤真木子キャプテンで”熱”を取り戻せ!




ガイシコンサートでの発表となった約2年ぶりの
新キャプテンは斉藤真木子が選ばれました。

過去、僕は珠理奈かちゅりをキャプテンに据えるべきだと訴えてきましたが

珠理奈は兼任解除後も外仕事で多忙気味、
ちゅりはおそらく卒業の日程調整に入っているのだとすれば、
現場を見れて、メンバーの信頼もあり
SKEらしいパフォーマーとしても彼女が適任と捉えています。

ただSKEは他のグループと違い、先代の平田璃香子、中西優香ともに
ほとんどシングル選抜には入らず、緩やかに後背から全体をまとめるような
スタンスででした。

これからもそれで良いのでしょうか?

大組閣以降この2年で状況は大きく変わっています。

何と言っても玲奈の卒業、

そして各チームもうまくいっているようには見えますが
劇場は厳しい見方をすれば演目のマンネリもあり、
シャッフルや7D2ら若手の台頭がそれなりに見られるものの
熱量としては初期からのファンは物足りない方が多いでしょう。

SKEの熱量の源泉は主に選抜でのJRのライバル関係、
劇場での桑原みずき、中西優香らの妥協を許さない姿勢が
全体に波及することによって保たれていたと言えるでしょう。

今回のシングルも絵的にはフロント3人でしっくり見える人も多いでしょうが
この構成では熱までは感じられません。仲良し3人姉妹のようです。
(曲のコンセプトに合っていれば良いのですが)

僕が珠理奈と奈和ちゃんや、奈和ちゃんと杏実の
ダブルセンターを訴えていたのは、そこに発生する熱を望んでのことです。

劇場においても、あらためて各公演で熱が発生するような状況に
真木子と各チームキャプテン主導で持って行くべきでしょう。
そのためには起爆剤として、やはり新公演(オリジナル)が欲しいところです。

座していても新公演はやって来ません。
やすすの胸ぐら掴んででも、奪うくらいの行動力に期待しています。

真木子は背中で見せるタイプのリーダーだと思うので
しっかりとしたブレーン(ちゅりやるみ)で支えつつ、失敗を恐れずに動いてほしい。

キャプテンとしての存在感を示すためにも選抜入りをアピールすべきでしょう。

今までと同じキャプテン像で運営の流れに従っているだけでは、何も変わらない。
(湯浅支配人の体制では尚更です)


”熱”を取り戻すために必要なことは何でもやろう!

2016年3月5日土曜日

珠理奈が言った”SKEは最強で最高”の意味とは?



結局AKBINGOのダンス企画はチーム8の勝利に終わった。


正直、元のハードルの高さもあり


SKEが一番がっかりな内容だったように思う。



特に斉藤真木子は、SKEにとって


「いざとなったらガチでもやれますよ!」


という”懐刀”のようなメンバーの1人であっただけに残念だ。




SKEの現状を示した結果と言っても良いだろう。



かつて珠理奈が6周年記念公演後のブログにおいて興味深い発言を残している。






それは逆に言うと、『 最強でなければ最高ではない 』とも受け取れる。

その”最強”が意味する”強さ”の根本は


”決して妥協しないパフォーマンスを追求する姿勢”


そのものにある。




所詮アイドルなのだから…という甘えはSKEに似合わない!



そこまでやるか!がSKEの真骨頂であるはずだ!



モチベーションが上がるような仕組面での改善とともに

直接メンバーに喝を入れ直す必要があるだろう。


できれば原点に返って、再び牧野アンナ先生にひと肌脱いでもらいたい!


新公演を前提に!メンバーが一体となり

原点に帰れるような”合宿”を

課すべきである!!


2016年3月2日水曜日

プロレスで考えるSKE48にとっての”強さ”とは?





なぜ僕がSKEのダンスパフォーマンスについて

ここまでこだわるのかというと、かつてプロレスファンだったことが大きいように思う。



プロレスとアイドルは共通点が多い。



両者とも観客のファンタジー(想像力)によって補完、完成されるという

構造で成り立っているショービジネスであるからだ。




簡単に説明すると、プロレスは ”基本的には” やるかやられるかの真剣勝負ではなく、鍛えられた肉体と技術を駆使した上でのショーレスリングである。


まずはファンが盛り上がるように、ビジネスとして継続して興行が成り立たなくては
全く意味がない世界なのだ。



だが一方で、これは ”強さ” に裏打ちされたものでなければならない。



でなければ、ただの体のごっついヤツが派手な乱闘してるだけ、と受け止められかねないからだ。



この説得力のある”強さ”がベースにあってこそ

いったい誰が一番強いのか?などの妄想をかき立てられ

観客に”ファンタジー”として補完されることによって

プロレスや格闘技は盛り上がるのである。




構図は同じだ。



かつてSKEの”強さ”を支えていた

牧野アンナイズムとそれを受けたメンバーのプロ意識からくる

決して妥協を許さないパフォーマンスは、その意志を継ぐメンバーの減少により

説得力が弱まり、ファンタジーでの補完が難しくなっている。



そこにきてAKBINGOダンス企画での惨敗が拍車をかけるカタチとなった。



プロレスもアイドルも、いかに観客を

ファンタジーの渦に引き込むかがツボなのだ。



SKEは早急にファンタジーを支える ”強さ” を取り戻すべきである!