2016年11月28日月曜日

新たなる挑戦への喝采!59人のソロコンサート!


松本滋子による指先も声も震えがちな自身のセンター曲「窓際LOVER」のピアノの弾き語りが始まった途端


かつて日本青年館などで何度も見た、幾多のアイドルのファーストコンサートの甘酸っぱさが蘇ってきた。




例年ならリクエストアワーが開催される11月、



SKEから48グループ初の”新たなる形式”のコンサートが試みられた。



「みんなが主役!SKE48 59人のソロコンサート~未来のセンターは誰だ?~」


である。


19日、20日に渡って昼夜4回に分けてメンバーそれぞれが持ち時間10分を与えられ、ソロコンサートさながらの内容を立て続けに披露するというもので、ここまでメンバーそれぞれの個に焦点が当てられたコンサートは大規模アイドルグループとしても初めてと言って良いだろう。



正直、僕はあまり期待していなかった。



個々のメンバーがどこまで創意工夫を凝らして自らの魅力を提示できるのか、単純な興味はあったものの、昨年までのリクエストアワーでも露呈していたファンでなければ楽しみにくいという性質のイベントを予想して限界を感じていたからだ。



シングルセールスやリリース数の減少傾向、新公演もオリジナルではないという状況の中で、例年と同じ形式では盛り上がりにくいとの判断もあったのだろう。



何より驚いたのはSKEとしては珍しく潤沢な予算を感じさせる(苦笑)豪華なゲスト陣を迎え、個人だけでなく地域や著名人と一体となった演出で



単なるソロコンサートの数珠つなぎ

という枠を越えるエンターテイメント性が強く感じられたことだ。




特に将棋界の大御所、加藤一二三氏をゲストに迎えた鎌田菜月、

速水けんたろう氏と「お母さんといっしょ」さながらの児童番組を再現してみせた大矢真那、

地元ラジオで共演中の元中日井上一樹氏とのコラボを見せた日高優月、

よさこい祭りとのコラボで地域色とともにらしさを見せた北野瑠華、

斉藤真木子の吉本新喜劇一本勝負、


愛知県知事のご登場など



多彩なゲスト陣のブレンド具合の巧みさで世間や地域を巻き込んで


話題を作って行こうという”視野の広いエンタメ”になっていたことが


満足度の高さに繋がっているように思う。


ゲストと言えばかつてナゴヤドームでのコンサート(2014年2月)では無駄に多すぎて大不評を買ったことが思い出されるが、あの頃と状況は異なっている。


松井玲奈卒業後、地元回帰の流れの中で、ちゃんと意味のあるコラボになっていたことが大きな違いだろう。



最後は、ここのところ絶好調である珠理奈の問答無用のパフォーマンスで見事にSKEらしさを堪能させて、実に締まりのある終幕を迎えられたことも特筆に値する。



ちょっと絶賛しすぎなので(笑)あえて苦言を申し上げると



自分のやりたいことをやるという方向性や、アイドルらしい可愛らしさを凝縮した直球をくったくなく受け入れることができたのは、概ね7期生以降だった。



ドラフト1期生以上はキャリア的には何らかの説得力、企画力など、可愛さだけに甘えない
エンターテイメントを提供するという姿勢が求められるべきで、ややその辺りで置いてきぼりにされた部分もあった。



すべてのメンバーで満足できたわけではないが全体としては十分に大成功だ!



メンバーのかつてないほどの緊張感と思い切りが、見ていて気持ちよかった!



直接見れたのは初日の昼の部だけだったが


ネタに走りすぎずバランス良くまとめつつも想像を超えた内容で

ちゃんとアイドルしてたゆめち!

どんちゃんみこってぃは企画とキャラのマッチングが絶妙!

見どころ十分で楽しませてもらった。



町音葉のくったくないキラキラアイドル感、そして「ミニスカートの妖精」を歌い上げ、甘酸っぱい王道アイドル路線でホッとさせてくれた江籠裕奈が強く印象に残ったことを強調しておきたい。




8期生のお披露目に、研究生の昇格発表

須田の自己啓発本出版など最後まで飽きさせない展開も秀逸だった。



なんにせよ、安易にリクアワを置いて来なかった攻めの英断と、これだけの大人数を、一人一人の魅力を引き出さんと奔走されたであろうスタッフ陣には、素直に拍手を送りたい気分でいっぱいだ!


最後に、この初の試みは箱推しが多いSKEだからこそ先頭を切って成立し得たのではないだろうか?



全てのメンバーにエールを送ることのできる温かいファンの存在に


自らも一員でありながら、あらためて熱い思いが込み上げた2日間でした!

2016年11月7日月曜日

新たなるセンター奪取宣言!今再びの古畑奈和


「 珠理奈さんからセンターを奪おうと思います ! 」



SKEが8周年を迎えた10月5日から、遡ること9日

9月26日の生誕祭において
古畑奈和ちゃんが、かなり踏み込んだセンター奪取宣言をしてくれた。


まだ迷いが見られた総選挙期間から、ほろ苦い結果を受けて
あらためて自分と向き合うことになったのだろう。

その後のアメブロからは
すでに意識的にセンターに対する気構えを書き綴ってくれていた。


その総決算として劇場で思い切って宣言してくれた
その勇気にまず、最大限の賛辞を贈りたい。


偶然だろうか?時違わずして、珠理奈から満を持しての
新たな所属事務所が発表された。


女優業に本腰を入れるとともに
卒業も視野に入れた上での、地ならしの第一歩と見て良いだろう。


10周年も視野に入ってきた昨今、NMBにおいても課題となっている

「いつまで絶対的センター(山本彩)に頼るのか?」

という状態は決して他人事ではない。


玲奈ちゃん卒業後のこの一年、結局そのまま珠理奈が1TOPでセンターを
務めたままの状態であり、今後も続くようでは、
肝心の珠理奈が安心して卒業することもままならないはずだ。


全店含めて一番保守的な選抜人事と言わざるを得ないSKE運営陣の意識に風穴を
空ける意味でも、なおちゃんの勇気は評価されるべきだろう。


「5期が今さら?」「もう旬は過ぎた」「そもそも可愛くない」


そんな心ない雑音も聞こえてくるが、気にすることはない。


以前も書いたが、


センター問題は単なるグループ内でのポジション争い

という思考で片付けてはいけないのだ。




シングルは対世間に対する名刺がわりという意味合いも大きい。
一般層に対する訴求力のあるメンバーでなくてはならない。


もちろん現状の彼女ではその点まだ弱い。


ただ、そこを突き抜けるだけのポテンシャルを彼女は持っている。

彼女最大の訴求力は、やはりその演技、表現力

TBSチャンネルでのドラマオーディション企画でも見られたように
演技力は48グループ全体でもトップクラスのはずだ。

舞台「AKB49」を経て「花より男子」というビッグネームも経験、
手厳しい評価も多かったようだが着実に力を付けている。


次のシングル、珠理奈vsなおちゃんという構図のダブルセンター以外
で話題性のある陣容が何か考えられるだろうか?


「奪う」と言った以上、明確な対立軸を感じさせる演出が望ましい。


僕なら元プロレスファンなので、こういった実力をともなったメンバーの
勇気ある発言は最大限に生かす方向で仕掛けを模索したいところだ。

とりあえず新曲のジャケ写は、女子プロレスラー風の衣装で
リング上でにらみ合っているところをお願いしたい!

ちょっとストレートすぎるでしょうか?(笑)

2016年8月17日水曜日

脱マンネリ!じゃんけん大会は団体戦でいかが?


「 だったら、じゃんけんも7名ずつの団体戦にすれば面白いかも 」

今回のじゃんけん大会によるシングルが「上位7名のユニットデビュー」と聞いて、そう思った。



SKEからは、酒井萌衣、福士奈央、大矢真那、後藤楽々、菅原茉椰、荒井優希、竹内彩姫
が予選を勝ち抜いたわけだが、そう考えると偶然にもちょうど7人でバランスの良いメンバー構成にも見える。

そもそも、じゃんけん大会はどう転ぶか分からない、時の運、偶然性の面白さをベースとしてショーアップされたトーナメント方式のじゃんけんによって選抜を決めるためのイベントである。

当初、ただじゃんけんをするだけなのに、こんなにも盛り上がれるものなのか!と感心したものだが、さすがに7回目ともなるとマンネリ感が否めなくなっていることも事実。過去2回は優勝者がソロデビューに変わったが残念ながら、イベント自体の盛り上がりや話題性、後のCDセールスともに、あまり振るわない結果が続いている。

上位者7名と言えど、従来通りの個人の勝ち抜き方式ではどうしても各グループからの雑多な寄せ集め感が否めずユニットとしての魅力を期待するのは、正直難しいだろう。もちろんメンバーにもよるが、関係性の低い構成ではせいぜい「てんとうむchu」の劣化版がいいところではないだろうか?

本来なら大運動会のように各チーム単位が理想だがそれぞれを、あらかじめ各グループをベースとしたユニットを想定した人選にしておくことでメンバーもファンも、より一体感を持って参加、応援することができるはずだ。

そして、これを柔道のような勝ち抜き方式の団体戦 することによって同じ、じゃんけんでも、先鋒が全員に勝ったり追い込まれた大将が連勝して逆転するなどイベントとして、また違った勝負の面白さが期待できるはずだ。

昨年から地上波放送がなくなり、今年はニコ生のみ。

このままでは、ますますコアなファンしか興味を示さない内輪のイベントに成り下がってしまうのではないだろうか?

2016年8月11日木曜日

最後までわるきー!ずるいアイドル、渡辺美優紀の心層


「ホンマにみるきーはずるいな〜、どこを取っても本物のアイドルや」



7月の神戸での卒業コンサートで同期の上西恵からのそんな言葉が


女性からも嫉妬に近い羨望の感情を抱かせていた、みるきーの魅力を端的に表していると言えるだろう。




9日、ついに地元NMB劇場での卒業公演をもって、みるきーはアイドルを卒業した。



NMBは僕の地元に最も近い48グループであり、その看板メンバーである、みるきーは同郷である(奈良)ということからも、デビュー時からごく自然に注目し続けてきた存在であった。



そのままでも十分なアイドルスペックにもかかわらず



釣りキャラとも揶揄される握手スタイルでも見られた、多くの世の女性が躊躇してしまうような


”あざとさ”を嫌みなく発揮できるところに

思わず「ずるい」という言葉が漏れてしまうのだろう。



そうした屈託なく”女”としての魅力を奔放に開放できる小悪魔性が、


わかりやすく強力なキャラクター「わるきー」となり

アイドルとして消費される一方で

その過剰なまでに笑顔を絶やさない愛想の良さの奥に潜む

そこはかとなく垣間見える”寂しさ”のようなものを

みるきーの瞳の奥に感じられた方も多いのではないだろうか?



抜群の愛嬌で巧みにカバーされているが、彼女のあの魔性の魅力は

おそらくその人生で培ってきた彼女なりの本能的な処世術の結晶であり、

明らかにされている、父親のいない環境で育ったということと

おそらく無関係ではないだろう。



完全な僕の妄想で恐縮だが

彼女には世間的に言い憚られるような過去が

あるのではないだろうか。


それが家庭環境に起因するものであったとしたら…



あの独特の愛嬌が、時として哀しさと表裏一体を感じさせるのは

幼少期における精神的な飢餓感や思いがけないトラウマからくるものなのでは?

…などと、ついつい根拠のない勝手な妄想を膨らませてしまうほど(笑)

彼女は、つかみどころのない魅力にあふれている。



地元出身だけに、素直に推したいのだけれど…推せない(汗)



ずっと僕の心にブレーキをかけていたのは

彼女のその拭えぬ寂しさの奥に

何か得体の知れぬ業の深さのようなものを感じていたからなのかもしれない。




「 僕はいない夏の砂浜~♬」



そんなフレーズから始まる

みるきーセンターのラストシングル「僕はいない」の

ほんのりと切ないメロディーが

やや距離を置いて見ていた僕のような在野のヲタにも

ほんの少しだけ、彼女の心のひだに触れさせてくれたような…

そんな気がした真夏の夜でした。

2016年7月17日日曜日

歓迎すべき非アイドル曲!「金の愛、銀の愛」




新曲「金の愛、銀の愛」が披露された。


電子ピアノから始まるやや暗めのマイナー調のメロディーが
聞いたことのない、見たことのないSKEを予感させ
久々に初見のオンエアでゾクッとさせられた。


SKEどころか、はっきり言って全然アイドルっぽくない!(褒めてます)


なんという地味な衣装!、、ましてや前作「チキンLINE」と同じ黒を
続けて基調色とするのは通常では考えられないはずだ。(褒めてますよ)


正直、あまり期待していなかったのだが、安易なアイドル路線とは
ほど遠い作風に、かなりの斬新さを感じた。


振り付けや表情の作り方も含めて、演劇的なアプローチ色が強く感じられ
アイドル力を越えた表現力、演技力が問われる曲だ。
今回のオンエアでは珠理奈や奈和ちゃんはもちろん、くまちゃんや楽々ちゃん
の意欲的な表情やパフォーマンスが特に印象に残った。


芝居がかった演出は、欅坂46の新曲「世界には愛しかない」
とやや被る印象もあるが
その手の路線が今、秋元康のマイブームなのかもしれない。

主題歌のドラマありきなのか、単独曲としては歌詞のメッセージ性が
やや弱い気もするが、今までにない新鮮なアプローチを素直に評価したい。


現在のSKEが置かれた状況は、今までの主にヲタや若年層ウケを狙った路線
だけでは先細り感が否めず、
良い意味でアイドルの枠を越えたところに軸足を移すべき時期に来ているはずだ。

夏曲としては単純に…重い、暗いという印象もあるだろうが
今までにない路線に進んだことは歓迎すべきだろう。


今回、地上派ドラマ「死幣」の主演女優として大きな一歩を踏み出した
珠理奈とシンクロすることによる相乗効果も期待できる。



選抜に関しては、安易な珠理奈センターに組するつもりはないが
今回は主演ドラマの主題歌ということで、異論を挟む理由もないだろう。


その他、新選抜が3人加わったことは(竹内彩姫、日高優月、斉藤真木子)
大いに喜ばしいことだが、全体としては想定内の人選で
楽曲イメージに合わせるなどの思い切りには、やや欠ける印象だ。

欲を言えば、こういった

「自らにとって真に価値のある愛の大切さを問いかける曲」

なら、それらしい要素を感じさせる表現力のあるイキのいいメンバー
例えば、野口由芽や末永桜花などの抜擢があっても良かったのでは?と感じる。



個人的には、まるで「金の愛、銀の愛」という名の舞台演劇において
クライマックスシーンを切り取ったかのような、斬新な印象を受けた。


楽曲のクオリティ的にも、アレンジ次第でコンサートなどで
非常に映えるポテンシャルを感じさせてくれる。


既存のSKEのイメージを更新するキッカケになるような
そんな可能性を感じさせてくれる新曲に期待が膨らむ一方だ!

2016年7月13日水曜日

その生き様を目撃せよ!スピーチに見る須田亜香里論


涙..涙の選抜落ちから1年、

我らが”だーすー”こと須田亜香里が、総選挙にて”神セブン”となって帰ってきた!



総選挙での須田ちゃんと言えば、13年に初選抜入りした時の


「瞳の中のセンター」というフレーズが評判になったことは



まだ記憶に新しいことでしょう。



確かにうまいフレーズだとは思ったが、その評判がある種の足かせとなり、彼女はもっともらしく「いいことを言おう」とやや勘違いするようになったと思う。


それが翌年にストレートに出て、空回りしてしまった結果


まとまりのないダラダラスピーチとなって、大不評を買うことになった。



そして選抜落ちとなった昨年は、その結果を受け止めきれないままの号泣スピーチ!



しかし、そのときの彼女は素の感情が爆発し、悔しさが言葉の端々からあふれ、どうしていいのか分からない、もどかしさがそのまんま出ていた。



僕は、これこそが須田亜香里だと思った。



かしこまった優等生的なスピーチなど、全く似合わない!

かっこ悪くても、感情を爆発させるような”らしさ”を見せてほしいのだ!



選挙後の写真撮影さえもボイコットするという前代未聞の醜態を見せた結果となったわけだが、たとえ無様でも、そのままをさらけだしたことで、そこからどう這い上がるのか
には自然と注目が集まることになる。





結果、彼女はそれまでの自分を追い込む努力型一辺倒とも言えるアイドル路線を一旦壊す決断をした。


ラジオなどでも情緒不安定さをそのままさらけだし、髪を染めて人間宣言をするなど(笑)方向性に試行錯誤の一年で世間的に大きな仕事こそなかったものの、そのジタバタする泥臭さが彼女らしさに繋がっており、うまく引き出されていたように思う。



要するに彼女は、生き様系の人だ。


時には七転八倒の醜態をさらしながらも、そこから這い上がろうとする生き様そのもので人に感動や情熱を伝えて行くタイプだ。




タイプ的には大物で言えば



プロレスラーなら、アントニオ猪木、大仁田厚、ミュージシャンなら、長渕剛などと通じるところがあると言ってよいだろう。


だから彼女は、カッコ悪ければ悪いほど、逆にそれがカッコ良さに繋がっていると思えるところがあるのだ。




今年は、やけに謙虚な姿勢で清々しさを感じさせてくれた。


去年の自分を振り返って「結果がすべて」に捕われていたと、その心境を吐露してくれた。


単純に今まで気付かなかったの?と思った人もいるかもしれないが



そこに彼女ならではの重みを感じることができる。


幼い頃から決して好きではなかったバレエを続けて全国トップクラスにまで登り詰めた彼女は残酷なまでに結果がすべての世界で生き抜いてきたのだ。



彼女はバレエで実践してきた方法論で、ところを変え”アイドル道”を邁進してきたのだ。



そのアスリート的な姿勢は非常にSKE的でもあり、個人的にも熱くなれるポイントなのだが、そのやり方が限界を迎え、より幅広い視野に立ち脱アイドル的な試行錯誤が行われたのがこの一年だったと言えるだろう。


過酷なアイドル道を自らに荷し、アスリート的なアプローチで突き進んだ先に待っていたのは、もう一回り大きな”タレント”としての須田亜香里に生まれ変わる為の大きな壁であった。


そう簡単に越えられる壁ではない。



でもファンは彼女の七転び八起きを見守りつつ確実にその先に光を見出している。「内面まで見て下さる」と言うように彼女のファンは全部ひっくるめて、その生き様ごと彼女に魅せられているのだろう。


単純に昨年の悔しさだけではない、強固な信頼関係あってこその、納得の神セブンであったと言えるだろう。


実際のスピーチでは、さすがに緊張は隠せない様子だったが変にハラハラさせられるようなところはなく

ありのままの自分をさらけ出しつつ、自分の言葉で語り、まとめるというキャプテンとして求められるところにも進歩が見受けられ、大いに評価されて良いスピーチであったと思う。


だが、あえて少しだけ注文をつけておきたい。



小器用にうまくしゃべり、まとめるだけでは須田ちゃんらしくない。まともにスピーチできないというイメージを覆したかったのはわかるが



過剰なほどエモーショナルな、感情に訴えるバタ臭さこそが

最も ”須田らしさのダシ” が出るポイントであることを忘れないでほしい!


”不器用で泥臭い生き様そのもの” こそが須田亜香里、最大の魅力なのである!!


2016年7月7日木曜日

間を恐れない!島崎遙香、余裕のエンタメスピーチ


僕なりに客観的に見て、今回の総選挙で一番魅力的だったスピーチは、ダントツで、ぱるること島崎遙香であった。



全体として見た場合、2013年の総選挙 = お祭り路線に舵を切ってから、緊張感あふれるスピーチが減り、年々物足りなさが拭えないのだが、彼女に関しては別だ。



ぱるるの一番すばらしいところは ”間” を恐れないところだ。


変に ”いいことを言おう” として気負わないところも自然と彼女の魅力を引き出している。



劇場やコンサートMCでもそうだが、極端に間を恐れ、いたずらに言葉を連ねようとするメンバーがいるが、正直あまり話が入って来ない。


特にあれだけの大観衆が相手だと、うまく拍手を誘ったり、次に何が出てくるのか、引き込む為の”間”が重要になってくる。


テンプレート気味に感謝の言葉から入るメンがほとんどのなか、ふいに、切々とした口調で選挙に出た心境を語り始めるところでまず、グッと引き込まれる。



そして、支えてくれた同期の横山に感謝を示すところで、思わずほっこり。



間ができても「何言おっかな〜?」



とおどけてみせるところなど


元々マイペースな性格の彼女ではあるが、責任のある外仕事を重ねて、一回り大きく成長し、その余裕を感じさせる姿には素直に感心させられた。


さらに、時間があると見るや映画の宣伝を話し始め、

おいおい!と突っ込みたくなるところを

出演していたドラマのフレーズで切り抜けるなど、うまさも見せる。



極めつけは、まとめに入った徳光アナに突如プロレスを仕掛ける!というサービス満点のオチまで付けてくれたところだ。


突然の振りで、あの徳光アナをフリーズさせるなど(笑)まさにこれぞエンタメ的なドキュメントショーの醍醐味と言ったらちょっと褒めすぎだろうか?


ここまで成長してくれれば、ラスト総選挙も納得のすばらしいスピーチでした。



賢いメンバーはついつい、”いいこと”を言おうとして無難にまとまった優等生スピーチになりがちなのだが、彼女にはそういった”作為的”なところが感じられない。(ように見える)


簡単にマネできるものではないが、彼女のスピーチには適度な緊張と緩和、そして効果的に間が配置されており、当たり前のスピーチから脱却したいメンバーにとっては参考にしていただきたいヒントが詰まっているように思う。


個人的にはあのくらいのランクだと、もはや順位よりも

「どれだけ印象的なスピーチができたか」

のほうが大切なのではないかと思う。



何かと問題視されることも多い彼女だが
ここ一番でキラリと光るものを見せてくれるところはさすがである。

2016年7月4日月曜日

もっとKYになれ!古畑奈和へのジレンマ




今年の総選挙で箱推しとして最も想定外だったのは、

古畑奈和ちゃんが昨年と同じくアンダーガールズ止まりであったことだ。


結局選抜も各自ランクアップしたものの、珠理奈と須田ちゃんのみという事実。



これは先に卒業を発表した柴田阿弥なきあと、現状4期生以降でこれといった


突き抜けた存在がいないことを端的に表している。



昨年の順位(24位)からして今回は入ってくるだろうと、おおむね予想されていた奈和ちゃんが今一歩、抜けきらなかった原因はなんだろうか?


具体的には前回より票数は約3000票も伸ばしたにもかかわらず順位的には5ランクダウンの29位。


ただこれはモバイル票が去年の倍になったことを考えれば

それがそのまま上乗せになった印象で、なんとしても奈和ちゃんを選抜に!という熱が波及するまでには至らなかったと言える数字ではないだろうか?


奈和ちゃんの選挙前のメディアやブログでの発言は概ね

SKE内でのポジション争いにこだわるより、珠理奈を支えることで団結してグループ全体として盛り上げていきたい

と言った主旨のものであった。



確かにその通り!SKEのために!多くのメンバーがそう口にしている。



SKEの現状を考えれば、普通に正論なのだが



総選挙という舞台に上がる”役者”としてはちょっと優等生過ぎて食い足りない印象だ。



できれば、時としてグループ内摩擦を、ある種”演じる”ことでファンを引き付けるというプロレス的な視点も、持ち合わせてほしいのだが、それはちょっと贅沢な注文なのかもしれない。


だが、総選挙は基本は個人の戦いなのだし

「 私がSKE内でポジションを上げることで珠理奈さんの負担を少なくできれば 」

くらいのピリっとした発言がほしかった。



かおたんのYoutubeのインタビューでも見受けられたが


なおちゃんはやや空気を読みすぎているところがある。



良く引用される、秋元康の「嫌われる勇気を持ちなさい」が必要なのかもしれない。


メディアなどでSKEを今後どうしていきたいですか?

などと聞かれる機会が増えてまだどう答えて良いものやら戸惑っている、と語っていたが
正直、考えすぎているように思う。


元々なおちゃんはトークが苦手だ。

かなりまともにメディア対応もできるようにはなったが、



あくまで歌い踊り、演じる表現者として才が秀でているメンバーであって、饒舌さが売りではない。



現在19歳、ちょうどベテランと若手の狭間で難しいポジションであることは確かだ。


柏木由紀の最近の発言にもあるが、基本的に10代のうちは、まず自分をどう磨くか、アピールするかを優先で良いと思う。


SKEは”SKEのために”という、ある種のイデオロギーが強すぎるため、後藤楽々のような若手メンバーでさえも繰り返しそう口にすることが多い。


フロントメンの自覚として気持ちは分かるが

それを気にかけて活動を求められるのは、キャリアにもよるが基本二十歳以上のメンバーで良いと思う。自分が光ることで貢献できればそれで十分だろう。


なおちゃん、空気を読んでばかりいては突き抜けることはできない!

饒舌に語ろうとするより

その才を生かして存分にステージで暴れ回ってほしい!


君は今、まだそれで良いのだ!!


2016年6月30日木曜日

卒業発表!干されメンの希望、柴田阿弥のマジ!


「 SKEでの活動は完全にやりきった!全く悔いはない 」


そう決然と言いきる彼女の眼差しは、もはや未来に向けられていた。




26日に行われたニコ生特番にて、柴田阿弥が自身の卒業を発表した。


以前から、それらしい発言をしていたこともあり、先を見すえた上での概ねヲタも納得できるタイミングと言えるだろう。


彼女に関して、デビュー後しばらくは4期生の1人として認知していた程度で存在を意識しだしたのは12年、アイシテラブルのカップリング曲「あうんのキス」で初のセンター抜擢後、ずっと食わず嫌いだった旧チームE公演を見に行くようになり生の彼女を目にしてからのことだった。


4期生は研究生を経ず最初からチームEとしてスタートしたことで逆に迷走する状態がしばらく続いていた。


ところが12年夏、斉藤真木子、古畑奈和らの昇格をへて当時の逆上がり公演の評判も上向き始め、13年には、チームの上昇気流にも同調するカタチで、徐々に彼女を取り巻く状況が変わり始めていた。

ちょうど”腹黒”や”ぼっち”などのネガティブ要素をキャラにしだした頃で、僕もその開き直り感に興味を持ち始めていた。


13年春に参戦した、武道館での「白黒付けようじゃないか!SKE単独公演」では既に4期筆頭の花音よりも、現場でのコールが明らかにデカイ!ことをまざまざと見せつけられ(劇場公演でのコール合戦はすでに恒例であった)「いったいこの界隈では何が起こってるんだ!?」と胸ぐらを掴まれるようなヲタの熱さに驚きを隠せなかったのを記憶している。


答えは簡単だった。



「めちゃくちゃマジじゃねーか!この子!!」と感嘆せざるを得ないほど、ステージでの彼女は全身からマジが溢れ出ていたのだ。



E「逆上がり」での彼女も良かったが、個人的には初の組閣後KII(チームC)に移動してからの弾けっぷりが印象に残っている。


平均年齢の高さもあり前評判が一番低かったCが、ふたを開けてみれば当時最強チームとの評価を勝ち得たのは、彼女を始めとする旧チームE勢の奮闘があったればこそだと記憶している。握手重視派ではなかった他推しの僕にも、彼女の当時「柴田ホールド」と名付けられるほど(笑)ガッチリと掴んだら離さない姿勢は、脅威を通り越して感嘆の域に入っていた。


そして、明らかに数字でも結果を出しているのにもかかわらず総選挙直前のシングル「美しい稲妻」での選抜落ちという事実が本人の絶望とともにヲタの”怒りのブースト”に火をつける結果となった。


総選挙前、2ちゃんねるでのヲタの魂の叫び



「 明日の速報にはSKE柴田が入る。この名前を憶えておけ!」


もはやその後の結果も含めて伝説と言えるだろう。



僕自身、箱推しとして今でも、あの速報を上回るサプライズの経験はない。まだ前田敦子以外の主要メンバーの多くが在籍していたにも関わらず速報8位、そして17位のアンダーセンターで初ランクインという結果は、今後おそらく数字として抜かれることはあっても


価値として見た場合、上回ることは不可能


と思わせるほどの強烈なインパクトを残したのだ!そこまでヲタを感染させ、箱推しをも巻き込んだ彼女のマジには恐れ入るしかなかった。




卒業後は、ソロのタレント活動を念頭に、大学卒業も目指す阿弥ちゃん。


彼女の盟友である同期、小林亜実をはじめ、水埜帆乃香、平松可奈子など昨今、SKEは卒業生の活躍に目を見張るものがある。しかも皆SKE時代に主に非選抜や総選挙圏外などで、思うように花咲くことができなかった悔しい思いが原動力になっているメンバーが多いように思う。


2年連続選抜入りで更に名を上げたものの、SKEでの地位は盤石でも、ついぞAKBでは総選挙曲以外で重用されることはほとんどなく、限界は見えていた。


ニコ生でも思わず噴出していた阿弥ちゃんの


「絶対に見返してやる!」という


ある種の負のエネルギーが今後も発揮されるのか、見ものである!

2016年6月24日金曜日

どう見る?総選挙、茶番エンタメ路線の是非


さすがに17位峰岸みなみ、16位にゃんにゃん仮面は
出来過ぎだよなあ、、(´・ω・`; )



18日、新潟にて開催された第8回選抜総選挙は
高橋みなみ卒業を経て、今後のAKB本体がどう舵を切るのか?
という意味でも注目されたが

どうやら運営陣は票数にまで介入を辞さない”茶番エンタメ路線”を
選択したようだ。(あくまで僕の勝手な憶測です)

19時の系列局の地上派中継スタートにあわせて

朝からスポーツ紙でわざわざ卒業発表の前振りをした
にゃんにゃん仮面こと小嶋陽菜を投入することで
なりふり構わず、年々下がり基調である視聴率のテコ入れを狙ってきたのだろう。

(昨年は武藤十夢の間延びしたスピーチで、”掴み”に失敗している)


もはや勘ぐられることは承知の上で
開き直って大島優子も登場させての大芝居?を打ってきたわけだが
数字を見る限り成功したとは言いがたい。


このやり方は完全に諸刃の剣だ。


運営自ら「そんな肩肘張らずに楽しくやりましょうよ」とでも言わんばかりに


介入ありの八百長(と見られても仕方ない)をオープンにしてしまったも同然で


推しのために身を削って大量投票したヲタほど
バカバカしくなって離れていってしまう人は更に増えるだろう。
たとえ他が全てガチだったとしてもだ。


もっとも、それでより一般層へ訴求できれば
うるさいヲタの突っ込みなど、どうでもいいという判断なのかもしれない。


完全に開き直った茶番エンタメ宣言と言えるだろう。


僕は往年のプロレスファンなので、元々プロレス的な視点で
AKBグループを楽しんできた所は多分にあるが


こと総選挙においては

この演出の枠を超えたフェイクありの茶番路線には反対だ。


運営としては、メジャーになるための加速装置として
総選挙のガチがうまく機能したわけだが
状況が変わった今、より効果的に見せるための手段として
プロレスで言う”アングル”を部分的に導入したといったところだろうか。

選挙前のプロモーションにおいても「アキバ文書」なる
フェイクドキュメンタリーという手法の映像サービスを導入したことを見ても
開き直ったプロレス路線を象徴していると言えるだろう。


どこまでがフェイクで、どこまでがガチなのか?を詮索しながら
プロレス的な視点で楽しむ、というのもありだとは思うが


あの、ある種の残酷ショー的なガチ感があったからこそ


緊張感のある、突き刺さるような世間に届く名言も生まれていたのではないか?


ここ数年、イベント自体のマンネリ化もあるが
グッとくる、熱くて魅力的なスピーチが減っているのは
総選挙自体のマジとガチが、明らかに減退していることの
何よりの証拠だ。


総選挙は、あくまで”ガチ”だからこそ

”成長させてくれる魔法”(ゆきりんのスピーチから引用)


足り得ているはずである!



ただ、僕もかつてプロレスファンだったので
全てを”やらせ”だの”八百長”だのと十羽ひとからげに否定はしたくない。

だが、目先の視聴率稼ぎの為には何でもありのフェイクと化したならば
今後、さらに求心力を失っていくことは避けられないだろう。


2016年6月14日火曜日

SKEヲタ的、総選挙速報総括 2016!


そういやまだ速報全体の総括してませんでしたね。←遅い!

ちょっと今更感ですが(汗)振り返ってみましょー! *\(`ω´)/*



HKTにもランクイン数で後塵を拝し、やはりと言うか、やむを得ぬと言うか昨年に比して、箱としては苦戦気味のスタートとなりました。


有力メンの卒業や出馬辞退を含めた昨年のランカー不在がストレートに出た結果


と言えますし、昨年、苦節の第一党であったにも関わらず、これといったメリットがほとんどなかったことでヲタのモチベーション的にも今一歩抜けきらない、という箱全体の空気を概ね反映した結果とも言えるでしょう。



そんな状況で目につくのが、まずは9位!で一躍シンデレラガールとなった



竹内彩姫や、5位の須田亜香里の他、江籠裕奈、酒井萌衣、日高優月といった

昨年、禍根を残してしまったメンバーの奮闘が上げられます。



特に昨年の選抜落ちを経て、人間宣言をするなど(笑)


方向性に試行錯誤が見られた須田は、世間的に目立った大仕事こそなかったものの、その泥臭い七転び八起き感が彼女のキャラにマッチしていて、非常にいいダシが出ています。推し甲斐も十分の納得の順位でした。


さきぽんはその潜在能力はもちろん、総選挙ランクインが「SKE選抜の挑戦権」になると明確に位置付けし(無論保証はありませんが)ヲタに具体的に訴えることによりモチベーションを喚起させた効果が、昨年のリベンジに加えて大きいかと思われます。



そして我らが党首、松井珠理奈に関しては



票を伸ばしての初の3位ということで好スタート!と言いたいところですが


票を落とした柏木由紀陣営からの棚からぼた餅効果もあるので予断を許さない状況です。例年よりトップとは僅差ですが、総選挙が”一年間の評価”であるならば、兼任解除後の彼女に昨年のTOP3と、さや姉以上の活躍があったのか?という点では厳しい戦いになると言わざるを得ないでしょう。



ヲタの心情としても「 珠理奈に1位になってほしいけど、何かが足りない 」



そう思っている僕のような箱推しは多いかと思います。


2014年から続くTOP3(渡辺、柏木、指原)が来年は揃わない可能性を考えると、なんとしても3位には食い込んでおきたいところです。



その他、ある程度人気に比例した安定感のあるメンバーがほとんどの中


初ランクイン!の70位野口由芽と64位荒井優希の奮闘が光る!(80位以内)


二人とも全方位的に努力を惜しまない頑張りが、界隈の外にも十分伝わる程であった
だけに、納得のランクインと言えるでしょう!



特にゆめちは、足の故障を抱えての卒業危機、という崖っぷちから生還しました。

昨年末あたりからの話題性という点でも幅広いヲタに、食をテーマにした(天丼に加え、炒飯)キャラクターの魅力が企業(てんや、ニチレイのツイッター)を巻き込むカタチで浸透しつつある。


劇場での「死ぬ気でやった!」という圧巻の!「チキンLINE」センターも含め


今一番”マジ”を感じさせてくれる、前のめりな姿勢をヲタはちゃんと見ている!という証拠ですね。


そのゆめちを含め、年齢などによる個人差はあれど、今年が最も正念場となる世代は6D1(6期とドラフト1期)でしょう。


”アイドル”として今最も旬を迎えつつある彼女たちが、SKE界隈から突き抜けて見つけてもらうには、のるかそるか!今年が最も重要なタイミングとなるはずです。


よく言われる、卒業メンバーヲタによる”支援票”なるものが安易に期待できないのは歴史が証明していますが、最も箱推しという概念が強いSKEにおいては、辞退者分も含めて他店よりは浮動票による巻き返しもバカにならないと踏んでいます。



僕もそのときにより、推しの序列は変われど箱推しの一人です。



この娘に…SKEの現在と未来を懸けてみたい!


大人が多いSKEヲタの疑似恋愛要素だけではない、魂の一票に期待しています!!

2016年6月10日金曜日

ええ加減にせい!運営の茶番にマジレスしてみる!




これって…ネタだから噛み付いてね!
っていう茶番プロレスじゃないの?

と思った程、速報時に発表された第一党(最多議席)の特典は
ふざけたものと言わざるを得ない。


1. 新公演を用意する。(10月30日スタート)

2. ファン感謝祭を開催する。 
      
3. LINEスタンプの制作。        
                    

他はいいとして、1.は完全にファンを舐めている。


「 第一党、第一党うるさいから適当なアメでもしゃぶらせておくか 」


程度の発想から出てきたとしか思えない。

そして、もうとっくに出来てるはずの各チームへの新オリジナル公演を
さらに先延ばしするための言い訳でしかない。

特典にスリかえて「推しメンにオリジナル公演が欲しかったら、もっと投票してね」

と言ってるも同然なわけで

こんな茶番、昔のプロレスファンなら暴動を起こしているレベルだ。



その他、総選挙のルール自体も、モバイル票と現地観客票が増えたことと、
速報発表を100位からに拡大したことは素直に評価したいが


イベント自体のマンネリ性を打破するような改善点は特に見受けられない。


先日、高柳明音がトークショーと称する総選挙決起集会を行ったが

このような動きをグループで公式に企画しないこと自体も、正直???だ。


これだけの金銭が絡む、ファンの膨大なエネルギーが集中するイベントへ
向けて、受け皿的な催しが存在しないことに疑問を抱かないのであろうか?


成功体験にしがみつき、思考停止した今のAKBに、

世間はもうとっくに飽きているぞ!



ヲタってどうしても推しの為に盲目になりがちなので
たまには運営の茶番にマジレスしておきます(笑)

2016年6月3日金曜日

にゃんにゃん仮面という茶番路線の行方




落としどころの見えないネタキャラで、メンバーでさえ触れたら事故りそうな(笑)噂のにゃんにゃん仮面



マジになってる我々ヲタからすれば、はっきり言ってムカつくだけなんですが



運営としては、マジに走りすぎる傾向を和らげるためのエンタメ路線、一歩引いた一般人目線で、なにかオモシロそうを演出…そんなところでしょうか?



ここの運営のこと、見切り発車の投げっぱなしでしょうが


昨年は辞退し、卒業のタイミングも完全に見失っている彼女の起死回生のパフォーマンスになるのか?ダダ滑りになるのか?


予想もつかないが、新たなトピックを提供した事自体は評価したい。


スピーチもうまい彼女のこと、何かやってくれることでしょう。




ただ特にSKEヲタはガチだから、くだらない茶番路線と一蹴する人が多いでしょう。



でも、そんな茶番キャラに負けるのはもっと腹が立つように思う。(運営の思うツボかしら?笑)



他にもSKEヲタが嫌いなメンバー代表と言えば、ぱるるでしょうか?


でも考えてみてほしい。生中継の本番で徳光さんと、あんなスリルのあるプロレスが
できるメンバーが他にいますか?



どこまでマジなのか?分からない、つかみどころのない面白さが彼女にはある。



今そんな予想もできないはみ出し方をする、新たなメンバーの出現が待ち望まれている。



そんな魅力的な危険球を投げてくれそうなメンバー...


SKEでは…今、正直僕には 宮前杏実野口由芽 しか思いつかない!!



あとは。。古畑奈和だろうか?現実的に、新たな選抜最有力候補の彼女。



奈和ちゃんよ!茶番プロレス路線の、にゃんにゃん仮面なんかに負けるな!


勝って、奈和ちゃんのリミッターが外れたガチな心の叫びを聞いてみたい!!




ただ、あえてプロレス路線にノッてみるもありだろう。(以下妄想注意)




僕が奈和ちゃんなら…まず



ステージでスピーチ中のにゃんにゃん仮面に走り込んで顔面へのラリアットをかます!



さらに崩れ落ちた彼女から仮面を剥ぎ取り!!



すかさずアシスタントのマイクを奪ってこう言うだろう!




「おい!おまえ小嶋だろ!いつまでのさばってんだ?
 さっさと引退しろ!!」




さらに会場の関係者席に向かってきびすを返し、こう叫ぶ!



「 おい!いるか〜秋元康ぃ〜!!第一党の特典、何だアレは〜!?



こんな茶番考えてるヒマあったら、さっさとオリジナル公演創りやがれコノヤロ〜!!」





会場全体から沸き起こる怒濤のなおちゃんコール!!



なおちゃん!これやってくれたら、一生付いて行きます!!(笑)

2016年5月21日土曜日

ネタキャラを乗り越えろ!ゆめちの快進撃!


「 絶対なりたくないと思っていたネタキャラに、いつの間にか、なってしまっていることに気付いて…」


6期生の”ゆめち”こと野口由芽は先の4月20日の生誕祭で正直に戸惑いを語ってくれた。




それもそうだろう。


真面目な性格というだけでなく、特技がフルートとバレエという、おそらくかなりのお嬢様育ちであり、元々48Gファンでもあった彼女が憧れていたメンバーは



あの 渡辺麻友 だ。



自らがアイドルになるにあたって、彼女なりの理想のアイドル像があったことは想像に難くない。


そんな彼女が、今の勢いの流れを掴む直接のキッカケになったのは、昨年9月、2期生の先輩加藤るみのラジオ番組「岐阜県だって地元です」において「絶妙なメンヘラ」と形容されて、話題を呼んだことだ。


更にその後、電話出演したオリラジの番組「らじらー!」で思う通りにいかなかった憤りを、当時凝っていたチャーハン作りにぶつけた結果が注目を浴びることになる。


これが何と年末には「心痛炒飯」と名付けられ、カフェメニュー化されるに至り、さらには史上最大のヒット!というミラクルまで巻き起こしたのだ!(SKEの紅白落選によりヲタの心情がリンクしたことも関係)


こうして”らしさ”をアピールした結果が、過剰にネタキャラとして面白がられることに戸惑いがあったのも無理はない。


そんな外野のヲタに苛立ちを憶えつつも


先日オンエアされ、初バラエティ進出となった東海テレビ「バナナスクール」(バナナマンMC)での大活躍やその後、5月3日S公演での「売られたケンカは買ってやる」発言を見るにかろうじて残っていた、その戸惑いさえも吹っ切ってきたように思う。


かつて指原莉乃は、ゆめちも読んだという著書「逆転力」で王道アイドルという、ごく一部の限られた席に皆が群がることの無理を指摘している。


それより自分の個性を生かした独自路線で、アピールする道を選んだのが指原であり、無駄に推され席を順番待ちするより勇気を持って、自らの道を開拓したからこそ今の彼女があるのだ。


彼女は今やAKBやHKTというより、アイドルという存在を超えつつあるところまで進化している。





SKEでの独自路線の筆頭格、加藤るみは自身が選ぶ、るみ選抜のセンターにゆめちを選び続けている。松井玲奈から名曲「枯葉のステーション」を受け継いだほどの、彼女の持つ”際立つ清純さ”に魅せられてた部分も大きいが



「ゆめちはストーリーを持っている」



選考理由をそう語っていた。


思わず「絶妙なメンヘラ」と形容し注目したのは、単にまじめで考え込みやすい、その性格をネタにしただけではない。ケガをして、卒業も考えたほどの崖っぷちから這い上がろうともがき苦悩していたゆめちに対する



「開き直ってコンプレックスを武器に変えてみたら?」



という主旨の彼女なりのエールだったに違いない。



ゆめちよ、ネタキャラを恐れるな!




独自路線の吹っ切れた今の君は、推されの指定席にいるメンバーより、ある意味強い!

今後どういう方向に進むにせよ、利用すれば良いのだ!!

2016年5月13日金曜日

まじめキャラ卒業宣言!逆襲の野口由芽!


「 売られたケンカは買ってやる!」

5月3日のS公演にて”ゆめち”こと野口由芽から、そんなアイドルらしからぬ過激な発言が飛び出した!



珠理奈を通して関係者から伝えられた


「野口さんが全力でやっているのかわからない」


という公演パフォーマンスへの率直な評価に対して、納得できない彼女からのストレートな反抗だ!


それもそのはず、彼女は一昨年から足のケガに悩まされており、昨年は約2ヶ月の休演に追い込まれたほどだ。復帰したものの完治が難しく、一時は卒業も考えていた状態で、今なおセーブしながらの活動が続いているのだ。



だが、それを理解し温かく見守ってくれるファンばかりではない。



ステージに立つ以上、その言い訳は万人には通用しない。

そんな現実を突きつけられ、抑えきれなかったのであろう...。



全力モードで、足が痙攣してしまうほどに激しく舞い踊る姿は、大人にならんと葛藤する彼女の、狂おしいほどの青春の咆哮そのものであった。



確かに無茶だ、誰もケガを悪化させることなど望んではいない。



だが、あえてそうすることで、今48グループから消え失せつつある一番大切な ”マジ” を見せつけてくれたのだ!




早くもデビュー4年目となり、4月には18歳を迎えたゆめち。



今までの”まじめキャラ”という優等生的だが

今ひとつ地味で目立たないイメージの自らのカラを見事に破って見せてくれた!




これは事実上、ゆめちからの”まじめキャラ”卒業宣言と言えるだろう!!



まじめキャラから脱皮したゆめちの逆襲を見逃すな!!!



(つづく)

SKE48勝手にプロデューサー!(笑): ネタキャラを乗り越えろ!ゆめちの快進撃!

2016年5月9日月曜日

Mステでの違和感を考える





一部でMステでのパフォーマンスが他のアーティストと比べて不満だったとの意見もあるようだ。


正直、僕も曲順が三浦大知の後はちょっとキツいな〜!という印象を持ったことは否めない。


ただ、こういった音楽番組は同じ土俵(リング)に上がるシチュエーションのため

ついつい同じ”競技”かのように錯覚してしまいがちな人もいるが、

SKEをプロレスラー(エンタメ)と例えれば

三浦大知は総合格闘技(ガチンコ)のファイターと言えるだろう。



違う競技なので、そもそも比べるものではないのだが


一流ファイターのガチンコパフォーマンスの後で同じリング上で、立て続けにプロレスをやったらぬるく見えてしまうのは、仕方がないと言うものだ。


あくまでアイドルという枠の中で、妥協しないダンスパフォーマンスを追求する!

というのがSKEの魅力である。


基本的には、かわいさを消費するエンタメ = アイドルという枠の中の存在だが


かわいさだけに甘えない!

パフォーマンスにおける強さに妥協しない!


という姿勢を見せなければ、大袈裟かもしれないが

SKEはその”存在意義”を失ってしまうように思う。


そう言った妥協しない姿勢に裏打ちされた幻想が


”箱推し”を形成していることを忘れてはならない!


2016年5月7日土曜日

見てますか佐江さん!北川綾巴の躍動


スケジュール調整の為か、大幅に遅れた今回のMステ出演だが、メンバーや期間による変化を経て総仕上げ的なパフォーマンスとなった。

今回一番目を引いたのはズバリ!北川綾巴だ。



リリース前後では、表情の付け方やダンスの躍動感など、フロントメンとしてはいまいち物足りなさを感じていた部分を、しっかり仕上げてきた印象だ。

元々、曲のストーリーとしては女子高生くらいの恋愛ジレンマをイメージしているであろうから、年齢的にも彼女は一番しっくりくる。

特に今回はその表情や躍動感に繋がる、内から沸き上がるような”パッション”を感じさてくれた!何より発売前後で、宮澤佐江の卒業という”大きすぎる変化”が彼女に良い作用をもたらした結果であろう。

曲に入り込んで魅せるタイプの奈和ちゃんとは
また別の、あこがれの先輩を念頭に置いたモチベーション!


「 佐江さん見てくれていますか!」


自分にはそんな声が聞こえてきそうなほど気持ちの入ったパフォーマンスに見えた。


そう!あこがれの先輩に恥ずかしい姿を見せるわけにはいかない。

いいぞ綾巴!その情熱を胸に突き進め!!

2016年4月28日木曜日

これぞアイドルを応援する醍醐味!舞台AKB49!






『このミュージカルはSKEが受け継ぐ!』



終演後、主演の1人東李苑から、この力強い言葉を聞いて、昨年に引き続きSKEによって再演された舞台『AKB49』の成功を確信した。



彼女たちは現役の、しかもAKB48グループに属する”アイドル”である。



その彼女たちが ”自分たちを元にフィクション化されたアイドル” を演じるというこの舞台、否が応にも自らの存在とリンクすることにより


”自らがアイドルである” という現実と対峙せざるを得ない状況に追い込まれることになる。




『 舞台は残酷なまでに、ごまかしが一切効かない世界 』



とは、以外にも卒業後まで舞台経験がなかった前田敦子の言葉だ。蜷川幸雄氏の舞台への出演(2014年)を経ての実感だが、このAKB49とて例外ではない。



そのごまかしの効かないシビアな世界に投げ出されることにより、まだ荒削りな”原石”である彼女たちは、傷つき葛藤しながら輝きを放ち始め、わずか2週間!で急速に磨き上げられることになる。



いかに厳しい環境であろうと、最後に輝けるかどうかは自分次第。


舞台を経た彼女たちは驚く程に、嘘偽りのない本音を吐露してくれている。



惣田紗莉渚♪AKB49は青春です。|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba

江籠裕奈♡AKB49。|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba

#須田亜香里 #AKB49 #ありがとうございました|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba



実に清々しくて心が洗われる想いだ。


正直、客観的に”ミュージカル”として観た場合のクオリティはまだまだだろう。



だが、ほとんど素人同然であるメンバーたちの、そのガムシャラな姿が現実のアイドルとして、もがいている姿とシンクロすることで、今しか出せない輝きとなって強調され、未熟でありながらも、逆にそれが魅力的に見える効果を生み出している。



そもそもの楽しみ方が”一般的なミュージカル”とは違うものであることは認識しておきたい。



そしてヲタとしても役柄を通して”自らと向き合い、葛藤しながら成長しようとする彼女たち自身そのもの”を目撃できる!という、まさに”アイドルを応援する醍醐味”を見いだすことができる!



現実のAKBをベースにしながらも、フィクションとしての突飛な設定がドラマを際立たせる効果を生んでおり、結果として普段の彼女たちの葛藤が凝縮されたカタチで反映されているのだ。


特に昨年の総選挙で選抜を外れ、挫折感を味わったであろう須田亜香里と、主演4人中唯一圏外となり、自分に自信を持てぬまま人一倍葛藤を抱えていたであろう江籠裕奈の役柄とのリンクが興味深かった。



”何か”をつかみ取ったであろう彼女たちの今後に注目していきたい!




そして終演後、さらに李苑からの



『このミュージカルはメンバーみんなやってみるべき、自らがやっていることの意味を見直すキッカケになる!』



という主旨の発言に全面的に賛同したい!



ミュージカルという舞台を経験できるだけでなく


”アイドルであるということ”の意味を見直すキッカケにもなる、まさに1粒で2度美味しい!『AKB49』



一人でも多くのメンバーに、味わってほしいものです!!

2016年4月18日月曜日

欅坂46デビューで割を食った?新生SKEの課題


それにしても、この春のリリースラッシュは異常ですな(・・;)



3/23 乃木坂46  ハルシオンの咲く頃
3/30 SKE48     チキンLINE
4/6   欅坂46     サイレントマジョリティー
4/13 HKT48       74億分の1の君へ
4/27 NMB48      甘噛み姫


週代わりでの矢継ぎ早とも言えるリリースラッシュで
weeklyランキング首位をさらっていくやり方は
一見秋元康プロデュースグループ全体の健在を感じさせるが、
あくまで好調なのはセールス記録を更新した乃木坂と
女性グループのデビュー記録を更新した欅坂の、46グループ二組のみである。

少し前に秋元康の体調不良が話題になったことがあったが
これだけの楽曲プロデュースと作詞を、他の仕事と平行でこなしていたのだから
おかしくなって当たり前というものだ。

1人の人間がプロデュースしていると言うことは
必然的に、それぞれの楽曲イメージが被らないようキレイに
”住み分け”が行われているはずだ。

決して他が手抜きということはないだろうが、デビューシングルである欅坂は
絶対に失敗できないから必然的に一番力を入れざるを得ない。

欅坂にはAKBでの対世間へ向けて突破した名曲である『RIVER』や『Bigginer』を
彷彿とさせる”普遍的メッセージソング”が割り当てられている。

正直、このデビュー盤『サイレントマジョリティ』をそのまま
などとは思わないが、僕自身このタイプの曲がSKEに欲しい!と訴えてきただけに、
非常に羨ましい思いだ。


AKBに次ぐキャリアでありながら、対世間へ突き抜けたといえるヒット曲が
いまだにないのがSKEの最も大きな課題なのである。


加えてSKEは松井玲奈卒業後、初のシングルであり、ユニットシングルという
一回休みを経た上での重要なReスタートとなるだけに、新生SKEを飾るに相応しい
今までにない”新しさ”が渇望されていたはずだ。


チキンLINEは割と気に入ってる楽曲なので敢えて言うが
新生SKEを飾るには、タイトルと詞を中心とした世界観が完全に役不足だ。

『 LINEを絡めた肩すかしの恋愛ジレンマ 』を歌った詞は

第2章のスタートとしては、あまりに矮小化された世界観で
スケールが小さすぎる。


個人的には、例えばK6thの1曲目『RESET』のような

”自分たちそのもの”を語りながら、再出発する全ての人へも向けたような

タイプのメッセージソングが望ましかったように思う。


LINEとのコラボやプリパラのタイアップありきで曲イメージが狭められた
としたら残念な話だが、そもそも1人のプロデューサーが、これだけのグループを
兼ねているという状況がもたらした”シワ寄せ”の結果ではないだろうか?


秋元康の限界を超えたオーバーワークと上記の事象をもって
あらためて各グループへの”独立プロデューサー制の導入”を真剣に検討すべきだろう。


今からでも遅くはない。SKEはReスタートに相応しい

力強いメッセージソングを渇望している!


2016年4月14日木曜日

兼任と言う名の”本店穴埋め制度”は廃止すべきである!


昨日NMB劇場において、みるきーの卒業とともにさや姉の兼任解除が発表された。



直後の観客の拍手がファンの心情を全て物語っていると言って良いだろう。


本人の意思が伴わないままの看板メンバーの長期兼任は、双方のグループにとってデメリットが多くなることは、もう認めざるを得ないはずだ。


そもそもこの兼任制度は、2012年前田敦子の卒業発表コンサートにおいての珠理奈とみるきーが始まりである。


開始から4年も経っている制度なのだから、いい加減制度的な不備や意義について、一旦総括し再考しても良い時期だろう。



スタート時から”兼任”というより、

そもそもの発想が ”本店の穴埋め” という要素が強いことは

そのタイミングが前田敦子卒業発表とセット、

そして大島優子卒業前に

”同じ発想の失敗”である大組閣が実施されたことからも明らかであろう。

(弱体化するKへの穴埋めが謳い文句であった。もちろん個別に移動が成功だったメンバーはいます)



ただ兼任や移籍自体は決して間違いではない。



むしろ同じグループ内で人的交流がないほうがおかしい。

少なくとも看板メンバーでない(主に選抜でない)が将来有望な資質を持ったメンバーに
多様な経験を積ませること自体は有効に機能していると言えるだろう。(ex 田中奈津美、大場美奈、市川美織、など)


あらためて整理してみよう。


前田敦子の穴埋め = 支店看板メンバーの兼任制度開始

大島優子の穴埋め = 大組閣(ダブついた本店中堅メンバーの支店での再利用)


これは兼任制度の失敗と言うより、それに繋がる


”本店至上主義”という考え方とその構造こそが

現状の48グループ全体の地盤沈下つながる失敗の本質ではないだろうか?


本店至上主義の象徴は”参勤交代”とも揶揄される個別握手会への参加義務である。


そもそも、このシステムはデビュー間もない、まだ蕾である姉妹グループメンバーを本店ファンにも知ってもらいたいというスタンスで始まったもので、その意義からして軌道に乗ったグループやメンバーは、そのタイミングで離脱することが自然であるはずだ。


例えばSKEなら2010年ごろ、NMBなら2013年ごろ、デビュー2年を目安に離脱できていれば、そして看板メンバーの兼任がなければ、今頃双方のグループはどうなっていただろうか?


今兼任で一番悩んでいるメンバーは宮脇さくらだろう。


本人は移籍を拒んでいる。あくまで魂はHKTにあるのだ。(彼女のような看板メンバーの場合はファンへの無用な混乱をさけるべく兼任期間を短くして、思い切ってスパっと移籍か解除が妥当かと思います。珠理奈は長過ぎました)


各グループの事情があるとはいえ、珠理奈とさや姉が自分の意志で兼任解除に踏み切ったことは、今一度制度自体を見直すチャンスである。

その意義と定義を捉え直すため、兼任制度は一旦チャラに戻すべではないでしょうか?
(ほとんど公演に出ない兼任など意味なし!)


もちろんそれはAKBがヒエラルキーのトップで姉妹Gは下部組織という構造自体
を見直すこととセットでなければ意味がない。


兼任と言う名の”本店穴埋め制度”は一旦廃止すべきである!

2016年4月13日水曜日

”AKBラブナイト恋工場”ってなぁに?


最近ネタがありすぎて、逆に何書いていいか
わからなくなってきたなぁ〜(^ω;

というわけで、筆慣らしにどうでもいいネタとして。。

まったく盛り上がってませんが(汗)
4月20日からテレ朝で”AKBラブナイト恋工場”なるものがスタートするようです。


AKBラブナイト 恋工場|テレビ朝日


2017年春の連ドラの主演を賭けての企画なのはいいとして

切なくて甘酸っぱい胸キュンラブストーリー?で
キスシーンがあるとかないとかって、、そんなもん


恋愛禁止のファンタジー崩壊したままで、
盛り上がれるわけないやろ!どアホ!!



せめて峰岸、指原、柏木の悪の枢軸トリオ(笑)+ みるきーを何とかせんかい!

話はそれからじゃ〜い(怒)

この4人がキスするかどうかって言われても、、知らんがな(笑)の世界です。
いっそのこと不倫略奪ドラマにでもしたらどうでしょう?


まあ普通にやってもしょうがないのは、わかりますが

ガチで女優志望のメンバーだけなら、
かつての宮本亜門氏の舞台オーディション
のように十分面白くなると思います。

そのマジが欠けてる分、こんないかにもな手法を取らざるを得ないのでは?



最後にこれだけは言っておきたい!

まかり間違って、我らが至宝 = ゆうちゃん(江籠裕奈)にキスさせたら、、




全SKEヲタを敵に回すことになるぞ!!

最後の一兵卒まで戦うからな!(笑)



確認するために見てみようかしら。。(×;)ヤキモキ

以上、どーでもいいお話でした〜(笑)

2016年4月6日水曜日

”総選挙しか突破口がないSKE”は終わりにしたい!




結局何も変わらずですか。。(-_-;)


AKB48 44thシングル劇場盤(総選挙CD)の詳細が発表!変更点や注目ポイントなどの要約付き 珠理奈んです:SKE48まとめ


総選挙CDの詳細が発表になったが、今のところシステムやルールはもちろん投票形式まで何も変わらないという残念な結果となっている。(総選挙サイトの投票方法は、まだCOMING SOONのまま)


正直このままだと


”総選挙のオワコン化”


とともに48グループ自体が更に地盤沈下していくのではないか?

という不安を覚えずにはいられない。

(下手したら、来年からじゃんけん大会みたいに地上派放送がなくなるのではないか?)



実際、視聴率は13年をピークに下がり続けている。

第7回AKB総選挙の「昨年を上回る視聴率」に疑問 実はかなり下落? - ライブドアニュース


高橋みなみ卒業後初となる今回の総選挙は、

48グループが新たなスタートを切るための重要なポイントとなる儀式のはずである。

今回のかつてない辞退者の増加一つとっても(30名)総選挙が行き詰まり、求心力を失いつつある何よりの証拠ではないのか?



1回目から見てる僕のようなヲタでなくても

はっきり言って、単純に飽きてきているファンは多いはずだ。


かつて数々の名言を生み出したのも今は昔、身内の小嶋陽菜でさえスピーチの退屈さを嘆いている状況だ。グループ全体の状況やメンバーの資質もあるが、


”テコ入れ不足によるイベントとしての総選挙のマンネリ化”


も大きな原因であると指摘しておきたい。


僕としてはランクインボーダーメンや選抜を目指すメンがのるかそるか?

今のままだと、その辺りにしか興味を持てないのが現実だ。(それはそれで熱い戦いには違いないのだが)


世間からの注目も年を追うごとに増していったからこそSKEとしても突破口としての機能を果たして来たが、昨年の結果とその後の状況を鑑みても大枚をはたいて賭ける価値が急落しているように思えてならない。


そもそも、1回目から周りの状況が大きく変化しているにもかかわらず

ランクイン枠の増大、立候補制の導入、劇場盤への投票券添付などの票の水増し以外、これといった魅力的なテコ入れが見られない。



結局のところ、キングレコードが自分たちだけが儲かるシステムを手放すことがでない状況が総選挙を硬直化させているように思えてならない。



ファンの望みより、自らの目先の利益を優先するスタンスがこの先何をもたらすのか?目の前にその結果がもたらされるまで舵を切ることができないのなら、このままAKB丸は沈み行くのみである。


昨年最多ランクインで第一党となったSKEにいったいどれほどの見返りがもたらされたと言うのだろう?(メンバーがヲタの懐を気にする発言が増えているのも、費用対効果に
メンバー自身が疑問を抱いている証拠ではないのか?)

このままでは、もはや総選挙に最も大きな力を注ぐことによってメンバーやグループを盛り立てていくというスタンスは今後、ファンとして見直さざるを得ないように思う。(優先順位の再考)



いずれにせよ今までのスタンスを変える、ちょうど良い機会なのかもしれない。


”総選挙しか突破口がないSKE”は、いい加減もう終わりにしたい!


SKE48勝手にプロデューサー!(笑): 48グループの改革は総選挙制度から!その1

2016年3月15日火曜日

珠理奈vs奈和ちゃん チキンLINE TV初披露!


遅ればせながらMJでのオンエアを確認しました。



先日のDMMでの初披露(奈和ちゃんセンター)も見ましたが



ワントップの布陣


としてはセンターとしての華という点でも正直、珠理奈に軍配が上がりますね。



アグレッシブな奈和ちゃんのパフォーマンスもすばらしいのですが、1人だけ入り込み方がスゴいので(笑)やや表現が過剰に見えるきらいがあり、好みが分かれるところでしょう。MJでもそんな感じでしたが、3列目としてはアリだと思います。


以前、AKBINGOでの歌姫企画でも表現の過剰さを平尾昌晃氏に指摘されていましたが、あふれ出てしまうものをいかに抑制してコントロールするかが彼女の課題なのかもしれません。


従来よりガッチリした体形とともに先日まで出演していた

ミュージカル仕様の表現があふれている。

そんな感じでしょうか?


ミュージカルがUFC(総合格闘技)のようなアルティメットファイトだとすると


今回のステージは”魅せるところは魅せる”ようなプロレス的な、珠理奈の余裕を感じさせるパフォーマンスのほうが全体のバランスとしてはシックリくるように思います。


もう少し抜くところは抜く、というスタンスの方がメリハリも出ていいように思いますが、



奈和ちゃんの


余裕の絶対王者 = 珠理奈


に立ち向かうチャレンジャーのようなアグレッシブな姿勢は”SKEらしさ”という点においても大いに買いたいところです!



今回のシングル、”珠理奈 VS 奈和ちゃん”という視点で見ると更に面白いかもしれません。

2016年3月9日水曜日

斉藤真木子キャプテンで”熱”を取り戻せ!




ガイシコンサートでの発表となった約2年ぶりの
新キャプテンは斉藤真木子が選ばれました。

過去、僕は珠理奈かちゅりをキャプテンに据えるべきだと訴えてきましたが

珠理奈は兼任解除後も外仕事で多忙気味、
ちゅりはおそらく卒業の日程調整に入っているのだとすれば、
現場を見れて、メンバーの信頼もあり
SKEらしいパフォーマーとしても彼女が適任と捉えています。

ただSKEは他のグループと違い、先代の平田璃香子、中西優香ともに
ほとんどシングル選抜には入らず、緩やかに後背から全体をまとめるような
スタンスででした。

これからもそれで良いのでしょうか?

大組閣以降この2年で状況は大きく変わっています。

何と言っても玲奈の卒業、

そして各チームもうまくいっているようには見えますが
劇場は厳しい見方をすれば演目のマンネリもあり、
シャッフルや7D2ら若手の台頭がそれなりに見られるものの
熱量としては初期からのファンは物足りない方が多いでしょう。

SKEの熱量の源泉は主に選抜でのJRのライバル関係、
劇場での桑原みずき、中西優香らの妥協を許さない姿勢が
全体に波及することによって保たれていたと言えるでしょう。

今回のシングルも絵的にはフロント3人でしっくり見える人も多いでしょうが
この構成では熱までは感じられません。仲良し3人姉妹のようです。
(曲のコンセプトに合っていれば良いのですが)

僕が珠理奈と奈和ちゃんや、奈和ちゃんと杏実の
ダブルセンターを訴えていたのは、そこに発生する熱を望んでのことです。

劇場においても、あらためて各公演で熱が発生するような状況に
真木子と各チームキャプテン主導で持って行くべきでしょう。
そのためには起爆剤として、やはり新公演(オリジナル)が欲しいところです。

座していても新公演はやって来ません。
やすすの胸ぐら掴んででも、奪うくらいの行動力に期待しています。

真木子は背中で見せるタイプのリーダーだと思うので
しっかりとしたブレーン(ちゅりやるみ)で支えつつ、失敗を恐れずに動いてほしい。

キャプテンとしての存在感を示すためにも選抜入りをアピールすべきでしょう。

今までと同じキャプテン像で運営の流れに従っているだけでは、何も変わらない。
(湯浅支配人の体制では尚更です)


”熱”を取り戻すために必要なことは何でもやろう!

2016年3月5日土曜日

珠理奈が言った”SKEは最強で最高”の意味とは?



結局AKBINGOのダンス企画はチーム8の勝利に終わった。


正直、元のハードルの高さもあり


SKEが一番がっかりな内容だったように思う。



特に斉藤真木子は、SKEにとって


「いざとなったらガチでもやれますよ!」


という”懐刀”のようなメンバーの1人であっただけに残念だ。




SKEの現状を示した結果と言っても良いだろう。



かつて珠理奈が6周年記念公演後のブログにおいて興味深い発言を残している。






それは逆に言うと、『 最強でなければ最高ではない 』とも受け取れる。

その”最強”が意味する”強さ”の根本は


”決して妥協しないパフォーマンスを追求する姿勢”


そのものにある。




所詮アイドルなのだから…という甘えはSKEに似合わない!



そこまでやるか!がSKEの真骨頂であるはずだ!



モチベーションが上がるような仕組面での改善とともに

直接メンバーに喝を入れ直す必要があるだろう。


できれば原点に返って、再び牧野アンナ先生にひと肌脱いでもらいたい!


新公演を前提に!メンバーが一体となり

原点に帰れるような”合宿”を

課すべきである!!


2016年3月2日水曜日

プロレスで考えるSKE48にとっての”強さ”とは?





なぜ僕がSKEのダンスパフォーマンスについて

ここまでこだわるのかというと、かつてプロレスファンだったことが大きいように思う。



プロレスとアイドルは共通点が多い。



両者とも観客のファンタジー(想像力)によって補完、完成されるという

構造で成り立っているショービジネスであるからだ。




簡単に説明すると、プロレスは ”基本的には” やるかやられるかの真剣勝負ではなく、鍛えられた肉体と技術を駆使した上でのショーレスリングである。


まずはファンが盛り上がるように、ビジネスとして継続して興行が成り立たなくては
全く意味がない世界なのだ。



だが一方で、これは ”強さ” に裏打ちされたものでなければならない。



でなければ、ただの体のごっついヤツが派手な乱闘してるだけ、と受け止められかねないからだ。



この説得力のある”強さ”がベースにあってこそ

いったい誰が一番強いのか?などの妄想をかき立てられ

観客に”ファンタジー”として補完されることによって

プロレスや格闘技は盛り上がるのである。




構図は同じだ。



かつてSKEの”強さ”を支えていた

牧野アンナイズムとそれを受けたメンバーのプロ意識からくる

決して妥協を許さないパフォーマンスは、その意志を継ぐメンバーの減少により

説得力が弱まり、ファンタジーでの補完が難しくなっている。



そこにきてAKBINGOダンス企画での惨敗が拍車をかけるカタチとなった。



プロレスもアイドルも、いかに観客を

ファンタジーの渦に引き込むかがツボなのだ。



SKEは早急にファンタジーを支える ”強さ” を取り戻すべきである!


2016年2月27日土曜日

チーム8に惨敗!ダンス企画に見るSKEのマジ


SKEもぬるくなったもんやなぁ。。



先日オンエアされたAKBINGOでのダンス企画で
SKE代表はチーム8に惨敗という結果に終わった。

演目の違いや準備不足もあり、

「そもそもダンスのうまさより全力感で勝負しているから」

としてノーダメージを装う意見も見られるが、
素直に負けを認めるべきだと思う。

畑の違うダンサーとの対決ならまだしも、同じ48グループ内で
キャリアの浅いチーム8と同じ土俵に立って、あれだけの差を見せつけられたのだから
言い訳するだけ見苦しいというものだ。

少なくともSKEはAKBとの差別化において

”ダンスパフォーマンスには妥協しないグループ”というイメージ


を売りにしてきたはずだ。


確かに48グループという村の中では

「全力感を出すその姿勢こそがSKEの売りなのだ」との共通認識もあるだろうが

対外的には必ずしもそうはいかない。

ましてやAKBINGOはもはや深夜帯の長寿番組で一般層もそれなりに見ている。

何となく見てる一般層の中には

「SKEって何となくダンスを売りにしてるイメージあったけど、たいしたことないんだ」

と受け取る人もいるだろう。

それだけに、結果を受けての鈴蘭や石田安奈の悔しさいっぱいのストレートな反応は
まだ望みを感じさせてくれる。


そして斉藤真木子。。こういう時に力を発揮できなくて
君は何のためにSKEにいるのだろう?

ぬるいトークで滑ってるだけの斉藤真木子など気の抜けた速達生と同じだ!


プロデューサーに土下座してでもリベンジしろ!
それまでは栄に帰ってくるな!

。。すいません。ちょっと興奮しすぎましたね(^ω;

2016年2月25日木曜日

Reスタートになる?チキンLINE選抜




Newシングル『チキンLINE』の選抜が発表になりましたが

何と言うか…曲調は割と攻めてるけどメンバー構成、配置ともに想定内 ( ̄~ ̄;) 

玲奈ちゃん卒業後、初のシングルで思い切った勝負をかけよう!
という気概までは感じられませんでした。(今のところ)

確か湯浅支配人は16人構成に戻すとの発言があったように記憶していますが、
結局いろんなしがらみに配慮した結果
一番角が立ちにくい(彼の周りで)ところに落ち着いたように見える。

誰がダメというより、なぜ脂の乗ったメンバーをメインディッシュ(最前)にしないの?
という単純な疑問が沸いてきます。


ズバリ古畑奈和です。


彼女は『花より男子』というビッグネームの舞台を
オーディションで勝ち取った子です。パフォーマンスはもちろん
歌唱力も48Gでトップクラス、総選挙もアンダーで選抜射程圏内、まさに…今でしょ!

後藤楽々は開き始めた蕾、北川綾巴も花開きかけだが対外アピール度はまだ低い。
ある程度のポジなら十分ファンにその成長を見守ってもらえるだろう。

珠理奈はここ数ヶ月のコンディションの良さとリクアワなどでも見せた表現力の成熟度は
目を見張るものがあるが、今回は彼女単独ではReスタート感が出づらいことも事実。


一人切って16人にして奈和ちゃんと珠理奈のダブルセンターならまだ納得。

(総選挙選抜でセンターを希望しているメンバーはいない。アンダー内で
 その覚悟と実力があるのは奈和ちゃんのみと言って良いだろう)


僕なら奈和ちゃんと宮前杏実のダブルセンターにして
二人がバッチバチに!バトルするような構成のダンス曲にしますね。


なぜならそれが最もSKEらしさが出るから!


打倒AKBが上辺だけでないのなら

AKBには絶対マネのできないものにする!その気概を持て!!


2016年2月23日火曜日

書評、高橋みなみ著「リーダー論」


たまには書評でも(*ω)

高橋みなみ著「リーダー論」を読みました。



僕のような濃いヲタク(笑)には物足りないんじゃないか?

という先入観は杞憂に終わりました。(情報的にはある程度やむを得ません)

そのタイトルと装丁からわかる通り、ただのタレント本ではなく
組織に属する人すべてに何らかの示唆を与えてくれるような
ビジネス本的な切り口になっています。

かといって、小難しいところは全くありません。

この手の本をよく読む人には当たり前のことが多いのかもしれませんが

特別秀でたところのなかった彼女が、七転び八起きを繰り返しながら

あくまで ”自らの体験の中から紡ぎ出してきた言葉”

であるところに価値があると思います。

平易な文体ですのでメンバーにもぜひ読んでいただきたいですし
オタ的にもハッとするところが少なからずあります。

僕も現場にいて体験したものでは、2012年8月24日
東京ドーム公演初日の組閣(大幅な人事異動)発表で動揺するメンバーと
約5万人の観客をまるで魔法のように収束させた場面。

AKBの古参ではない僕としては正直コンサート部分より
あの場面が一番印象に残っているほどです。

まずはメンバーや観客の揺れる心理状態を掬(すく)い上げ、
気持ちを同調させて落ち着かせるという、割と当たり前とも思えることなのですが
実際に状況をコントロールして治めてしまうだけに、なるほどと頷かされてしまいます。


二十歳そこそこであれをやれる人間て…となると
田原総一郎氏が政治家への転身をすすめる気持ちもわかります。


ただ1点だけ、恋愛禁止に触れた部分だけが踏み込みが甘いと感じましたね。
大前提として禁止であるべきとしているものの、なぜなのか?の部分での
彼女のポリシーのような発言が見受けられませんでした。

その他は文句の付け様がありません。

テクニック的にも多様な方に参考になる部分が見受けられますので
万人におすすめしやすいですね。

後は、いち48グループファンの僕としては卒業に向けて
ピリッとした歌とパフォーマンスを見せていただきたい!という思いです。

その方面でしばらく ”高橋みなみのマジ” を見れていない気がするので。


この本が、より価値を増すような締まりのある最後を期待しています!!

2016年2月20日土曜日

姉妹Gシングルにも投票券を付けるためには?




大事なことなので繰り返します。

当たり前ですが選抜総選挙は

AKBのシングルメンバーを決める投票だからこそ
AKBのシングルにのみ投票券を付けているわけです。

であれば姉妹グループのシングルにも投票券を付ける為には
その投票によって姉妹グループのシングルになる可能性がある方が自然です。


条件は僕が101回目で提案したものでも良いし↓

最多選抜内グループ特典 = 1位もそのGのメンバー場合、そのG名義のシングルとして発売する権利
もしくは

「 1位と全体最多ランクインが同じグループの場合 」

なんてのもありじゃないでしょうか?

これによってあくまで”個人の戦い”感の強かった総選挙が
グループの戦いとしても見ることができるようになり
イベントとしての厚みがかなり増します。



今までの不平等な条件では姉妹グループに根付いたファンは

推しメンに恥をかかせるわけにいかないから仕方ない。。

というネガティブな姿勢の人も多かったでしょう。

そのような人たちにも納得してポジティブな姿勢で参加できるシステム
改善する必要があるのではないでしょうか?


それでなくても普段から

「なんでオレらがAKBのシングル買わんといかんねん?
 毎回メンバー人質に取って、ええ加減にしとけよ!」

という気持ちのファンは多いのです。

それくらい姉妹グループ(HKTまで)は独立したファンが根付いている
ということなのです。

運営としても今のままだと今年は投票数が下がる恐れがありますので
盛り上がりを演出する為にも、この改善はメリットがあるように思いますが
いかがでしょうか?

2016年2月19日金曜日

総選挙の組織票にどう対処すれば良いのか?




さらに100回目の補足をします。


総選挙も上位陣は謎の膨大な組織票が左右する状態になっており
リクエストアワーも数年前から票数を公表しない状態では
 AKBグループを象徴するこれらのイベントが本当に”ガチ”と言えるのか
疑問を持たざるを得ない。


総選挙の投票に関してこう書きましたが、

僕がメンバーの所属事務所の人間なら 間違いなく入れてますね。

否応無しに世間(スポンサー)は総選挙で何位なのかを切り口にメンバーの価値を
判断する傾向が浸透しています。入れない理由が見つかりません。

正直これを防ぐのは無理でしょう。

であるならば、これをいかに無効化できるような選挙制度に近づけるかが
問われるはずです。運営が本当にガチならばここにメスを入れなければ嘘です。

そういう意味でも姉妹グループのシングルにも投票券を付けるという案

姉妹グループファンの投票数を上げて全体を中和させるという効果
期待できるように思いますがいかがでしょうか?

2016年2月17日水曜日

AKBの目標は東京オリンピックじゃダメなの?




前々回の目標設定に関して


3. 目標設定 (ドーム以降の目標欠如)
東京ドームコンサート以降の目標が設定されないままで
漂うように卒業商法でのらりくらりと凌いでいる状態だ。
東京ドームという設定も発想としては昔の武道館と変わりがない。
ここからいかに舵を切るかでAKBグループが真に偉大なアイドル足り得るか
問われているように思う。


と記したが、一時期話が上がって批判されていた東京オリンピックへの参加は
普通にありだと思っている。

なぜなら、AKBは ”究極のカワイイを体現する存在=アイドル” の

トップランナーであるからだ。


カワイイ( kawaii ) は世界に馴染みつつある言葉だ。


カワイイとはこういうことだ!


を体現するアイコンとしてオリンピックに花を添えるのは全然おかしいことじゃない。



金の匂いがつきまとう秋元康に税金が入るのが…という人が多いのなら
無償か経費+αくらいで良いのではないか?

それにしても一部の叩きたいだけの人以外にも秋元康アレルギーの人は多いから
そこをどう丸め込んでいくか戦略を考えねばならないだろう。


ちなみにSKEは5月に開催される伊勢志摩サミットのフォトコンサポーターに就任し、
トークショーなどでのPR活動を行っている。

地元をアピールできる世界的なイベントだけにSKEの本義に通じる大事な仕事だ。


できれば48いちのライブアイドルとして特別なステージでもお見せして
一足先に Kawaii を世界にお届けできないだろうか?

こういったところで実績を積み重ねて国民の理解を得られるようになれば
オリンピック参加へのキッカケになるかもしれない。

2016年2月13日土曜日

48グループの改革は総選挙制度から!その2


前回からの続きになります。

SKE48勝手にプロデューサー!: 48グループの改革は総選挙制度から!その1


この様な状態のままスポンサー離れを恐れるあまり
目先の数字に固執する短絡的な姿勢が、

姉妹グループの成長(地方の再生)という48グループの5年10年先を見据えた
”真の可能性”の体力を奪い続けている。



SKEヲタとしては、現状打破のため自グループシングルにできるだけ集中する
という流れが見られるが、AKBシングルの握手や写真会などを無視するわけにも
いかず、また総選挙というAKBのシングルメンバーを決める巨大なイベントで
大幅に体力を奪われるという構図は変わっていない。

この様に言わば”股裂き状態”のまま右往左往しているのがSKEだけでなく
多くの姉妹グループヲタの現状であろう。

湯浅支配人や松村香織も本店に体力を奪われることを嫌い
とにかくSKEのシングルを買うことが一番SKEためになると発信しているが

正直今のこの”仕組み”のままではSKE界隈だけで頑張っても限界がある。

僕はこの仕組みを変えるためには、まず”選抜総選挙の改革”こそ
一番の近道であると考えています。

総選挙は今やAKBグループを象徴するイベントであり、否応無しに世間の物差しとして
定着しつつあるため、やはりこれを利用するのが得策と考えます。

以下具体策を提示していきます。


アイデアはいたってシンプルです。


まずは昨年の選挙でSKEが”第一党”というフレーズが話題になりましたが

こういった”結果としてファンが注目する枠組み”をあらかじめ規定して、特典を付与するだけです。


1. 最多ランクイングループ ( 昨年はSKE48 )

2. 最多ランクインチーム  ( 昨年はTeamE )

3. 最多選抜内グループ   ( 昨年はAKB48 )


という3つの枠組みを規定します。

それによって


(1) 最多ランクイングループ特典 = キャプテンへの表彰、次回開催時の地元への誘致権利
             


(2) 最多ランクインチーム特典 = キャプテンへの表彰、後夜祭での出番、ツアーor出張公演の権利



(3) 最多選抜内グループ特典 = 1位もそのGのメンバー場合、そのG名義のシングルとして発売する権利
            

をそれぞれ付与します。


(3) にともない基本はAKB名義ですがその年ごとに姉妹グループ名義のシングル
となる可能性が発生することになります。

また総選挙のタイトルを41stなどのAKBシングルの枚数ではなく
『第◯回AKB48グループ選抜総選挙』に変更することになります。

要はもし松井珠理奈が1位になり選抜内もSKEメンが最多を占めた場合、そのシングルは
SKE48名義のシングルとして発売することになる!ということです。

これにより選抜入りや1位を取ることが個人の名誉というだけでなく
明確に各グループのためにもなることにより更に1票の重みが増すことになります。

必ずしもAKBのシングルとはならない可能性や地元への誘致が絡むことで姉妹グループ
箱推しのファンやライトな地元民にも積極的に参加する動機が発生します。

その他、支援票をどこに回すか迷った場合、1推しと同じチームのメンバーに投票することで
(2) の恩恵を受ける可能性があり、1推しへのメリットにもつながります。

皆さんもいろいろと想像してみて下さい。

またグループ全体名義へのタイトル変更にともない、総選挙前に発売のシングルには


姉妹グループのCDにも投票券を付けることとします。






シングルの権利移動は条件的にはかなり厳しいですが、
まずはこのレベルから改変することで選抜総選挙を

”単にAKBのシングルを決めるイベント”

ではなく

”グループ全体へのメリットがある開かれたイベント”

へシフトチェンジすることができるように思います。


要は”AKB最大の儀式”とも言えるこのイベントの仕組みを姉妹グループにも
平等なものに近づけていくことで、普段のAKBシングルでの参勤交代システムが
当たり前かの様な空気も変えていけるのではないか?と考えているわけです。



最大のパワーポイントである総選挙にテコ入れすることで
全体の空気を変えていくのです。

みなさんも選挙システムの改善を訴えましょう!

2016年2月12日金曜日

48グループの改革は総選挙制度から!その1




いつまでこのやり方を続けるつもりなのだろう?

戸ケ崎カスタマーセンター長とヲタとのやりとりのレポが出回ってますが
真偽の程はさておき

戸賀崎部屋レポ「AKBだけのシングルCD出すのは売れなそうで怖い。人気が落ちてると思われるとスポンサー離れに繋がる」 : Gラボ [AKB48]

ここ最近のAKBシングルの売り方の内実を見ていれば特に驚く内容ではない。

姉妹グループありきのミリオン売り上げ維持という歪(いびつ)な構造が
限界を迎えようとしているだけだ。( ミリオン売り上げの内実は8割以上が握手券
ありきの劇場盤であり、その中心はAKBではなく姉妹グループのメンバー頼りである )
そもそも現状のオリコン指標が完全なる時代遅れであり、今のやり方では
無効化しつつあるこの指標と心中することになるだけである。

現状、48グループは残念ながら肥大化した組織を維持すること自体が目的化した
悪いサイクルに突入していることは明らかだ。

なんとかミリオンを維持するため

1. 苦し紛れに個別握手会を増やすという対処療法
         ↓
2. 購買層の中心である姉妹グループファンの体力を奪う
         ↓
3. 姉妹グループCDの売り上げ減(年間リリース枚数や全握イベントも減)
         ↓
4. 姉妹グループも個別握手会を増やす対処療法
         ↓
5. 姉妹グループファンはしわ寄せとして本店CD購入を絞る
         ↓
6. AKBのシングル売り上げが減る(1に戻る)


そして過度な握手拘束が活動の自由度を奪い、メンバーのメンタルを蝕んでゆく。。

なぜこの様な状態に陥ってしまったのか?

原因は以下の3点にあると考えています。


1. システム (制度疲労)

姉妹グループが成長、拡大しているにもかかわらず、
とにかくAKBがヒエラルキーの頂点で揺るぎないものであるという体制(システム)
がほぼ変わっていないこと。(AKBシングル個別握手会への参加義務が代表例)

その構造が制度疲労を起こしていることに気が付いていただきたい。


2. ポリシー (ガチとマジの減退)

例の峰岸事件以降、メンバーの恋愛騒動への運営の対応がスルー体質と
なったこと。

度重なる告知にも関わらず48グループの核である劇場公演(オリジナル)
を延期し続けた秋元康と運営陣の怠慢は今更指摘するまでもない。

そして特定メンの過度なゴリ押しや聖域と言われるメンバーなど
秋元康を中心とした権力者の一部お気に入りメンバーへの特別扱いが過ぎた結果、
ファンに認めてもらうより、力を持った周りの大人に認めてもらうことが
売れる近道と勘違いさせるような状況がまかり通っている。
これがメンバーからガムシャラに頑張るモチベーションを減退させてしまっている。

総選挙も上位陣は謎の膨大な組織票が左右する状態になっており
リクエストアワーも数年前から票数を公表しない状態ではAKBグループを
象徴するこれらのイベントが本当に”ガチ”と言えるのか疑問を持たざるを得ない。

こうして48グループのポリシーであるはずの”ガチとマジ”の空気が
減退することによりファンを巻き込む熱量が低下し
醒めたファンは推しの卒業などを機に離れるか、
熱量の維持されている姉妹グループ(乃木坂含む)や
他のアイドルへ移行することになる。


3. 目標設定 (ドーム以降の目標欠如)

東京ドームコンサート以降の目標が設定されないままで
漂うように卒業商法でのらりくらりと凌いでいる状態だ。
東京ドームという設定も発想としては昔の武道館と変わりがない。
ここからいかに舵を切るかでAKBグループが真に偉大なアイドル足り得るか
問われているように思う。



以上の3点が問題の主要因であると捉えております。

高橋みなみが卒業するこのタイミングで現状の問題を把握し
良い循環へ切り替えるための策を講じなければ、
このままの更なる地盤沈下は免れないでしょう。

次回システム面(仕組み)改善の具体策を考えていきます。

その2へつづく

SKE48勝手にプロデューサー!: 48グループの改革は総選挙制度から!その2

2016年2月6日土曜日

チームEよ永遠なれ!梅本まどかへの想い


ある程度予想できていても思い入れのあるメンバーの場合
その”現実”を受け止めるのは、やはり痛みを伴うものだ。



卒業を発表した梅本まどか、山下ゆかりは共に旧チームEのオリジナルメンバーである。


特にキャプテンであったまどかはチームEにとって不可分の存在であり
誰かの言葉を借りれば「チームEとは梅本まどかのことである」といっても過言ではない。


そして最もSKEらしいメンバーの1人であるとも言える。


柴田阿弥♬まどかの卒業発表|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba


不器用だが”滑稽なまでの真っすぐさ”が魅力であり全方位的に努力を惜しまないタイプ、
本店メンで例えるなら横山由依に似ていると言えば
彼女を知らない方にも想像がつきやすいだろう。


2014年ナゴヤドームコンサートでのシングル「未来とは」選抜発表時に、
その歓声で最大級の賛辞が送られたことが彼女の道のりを物語っている。


僕自身彼女とチームEには思い入れが強く、特に斉藤真木子加入後の
2012年夏頃から2013年春発表の組閣が実施されるまでは
演目の「逆上がり」と共に、当時最も勢いのあるチームであったと断言できる!


二人とも今のポジションに行き詰まりを感じての決断であろうが
まどかに関しては+αの迷いがあったようだ。

彼女個人だけの問題ならもう少し早く決断していたかもしれないが
例えキャプテンが須田に変わっても、やはりチームEの魂はまどかなのである。


アメブロで触れていた気になる表現 ”SKEとして叶えられなかった夢”


みなさんへ☆(-^∇^-)☆梅|SKE48オフィシャルブログ Powered by Ameba

それは実現しなかったチームEのオリジナル公演に他ならない。

今現在オリジナル公演をもらえていない最古のチームは紛れもなく”E”なのである。


だが現時点で新公演が決まっているのはチームAのみ。


まだチームSなら”公演が更新されていない最古のチーム”として筋は通っているが、
現時点で最新の公演がNで、次がAでは順番としてそこには何の筋も通っていない。
Nより早くできたチームEに公演が与えられていないのは到底納得のしようがないのだ!


散々待たされたあげくのA公演発表で、当分自分たちにはお鉢が回ってこないとの
判断もあったのだろう。やむを得ない決断と受け止めている。

一個人として見た場合、ある程度の外仕事が充実しだしてからは機が熟した感は
あったので、このまま中途半端にグループ内で燻るよりは賢明な判断であろう。

土日の拘束がなくなることにより、F1を中心としたスポーツ関連分野での
より一層の活躍が期待される。



『 SKEとして叶えられなかった夢の分も皆さんに良い報告ができるよう挑戦していく 』


と、あくまで前向きなので、我々も前を向いて見守ることにしよう。


ただ…ヲタとして今でもたまに思うことがある。


できれば原望奈美と上野圭澄がいた頃の
チームEにオリジナル公演をやらせてやりたかった、、どんな公演になったのだろう?




その二人の卒業と組閣が発表されたガイシコンサートの直前である2013年3月29日、
汐留にて行われた日テレ「春のPON!祭り」でのステージはまさに”圧巻”の一言であった!

そのハプニング(音響トラブル)も含めて語り継がれることだろう。



このとき…Eは間違いなく”48最強チーム”だった!


そして5月の「思い出せる君たちへ」での鳴り止まない”チームEコール”で
ヲタたちの盛り上がりも最高潮を迎えることになる!



私の愛した梅本まどかとTeam Eよ永遠なれ!