2015年10月30日金曜日

おかえり!くーみん、矢神久美の帰還


朗報と言って良いでしょう!

元SKE矢神久美が芸能活動復帰「地域のために」 - 芸能 : 日刊スポーツ


















先日の幻の再会プロジェクトではまだ煮え切らない態度であった為
素直に喜べなかったが、今回はどうやら芸能界復帰と見てよい情報のようだ。

いまだに判然としない彼女の卒業理由だが

一番は結局、芸能界という世界でその先につかみ取りたい何かが見いだせなかった為
ではないだろうか。その状態で流されることを良しとしなかった。
芸能界しか知らない自分を、かごの鳥のように感じていたのかもしれない。


我々ファンは誰しも卒業後、東京を中心とした
THE芸能界での華々しい活躍を望んでいるわけではない。


かつてAKBの神7と呼ばれたメンバーでさえ
決して順調ではない現状を見れば尚更である。

ましてやSKEの地方アイドルとしての側面を考えれば

JRを中心とした王道芸能界路線とは異なる
今回のくーみんのような地元に根ざした方向性の卒業生がいてしかるべきである。

SKEも8年目を迎えて新陳代謝が進みつつもベテランメンバーの
ダブつきや方向性で課題を抱えていることは事実だ。

春に卒業した佐藤実絵子とともに

是非地元を輝かせる存在としての道筋を切り開いてほしいものだ。

とりあえず、おかえり!くーみん(泣)

2015年10月26日月曜日

アイドルとダンスパフォーマンスのあるべき関係とは?


新ユニットのMV撮影も順調に進んでいるようで、ラブクレッシェンドは結構ダンスも激しいとのことで仕上がりが楽しみだ。






最近だとNMBの「Must be now 」や AKBの「僕たちは戦わない」も難易度の高い激しいダンスを売りにしていたが、必ずしもそれが高い評価につながるわけではないのがアイドルの難しいところだ。


SKEファンにもおなじみの振付け師 牧野アンナ先生の第1回AKBドラフト会議における何気ない発言を、ふと思い出した。



「ダンスを見せるのがダンサーのダンスで、いかに自分を魅力的に見せるかがアイドルのダンス」



こんなニュアンスだったように思う。



補足すれば


「 しっかりした技術に立脚したダンス自体を表現するのがダンサーのダンスで、アイドルは自分自身をいかに魅力的にアピールできるか目的で、ダンスはその一手段である 」




となるだろう。


これは全てにおいてではなくて曲やメンバーによって、ウェイトの置き具合は違ってくるだろうが基本的には間違ってないと思う。


SKEは結成当初に主にアンナ先生に打倒AKBを叩き込まれダンスパフォーマンス面での違いをいかに差別化させてみせるかを念頭に汗と熱量をグループカラーとしてしてきた。



僕自身ダンス難易度の高い曲は大好きだが、つまるところそれによって引き出されるメンバーの魅力が一番味わいたい部分であるのを再確認している。



例えばSKEを代表するダンスナンバー「Escape」において見所は多々あるが



センター 山田みずほ(卒業生)の独特の浮遊感を感じさせる軽やかなステップこそ最高のスイートスポットだ!と認識している。





陸上競技が県下トップクラスだった彼女の身体能力が遺憾なく発揮されており、ハードな曲調と高めのツインテールが織りなすギャップ!も合わせて



最高の一曲だ。



そして、どんなに激しいダンスでも華麗な衣装でもアイドル自身がそれによって光り輝いているかは結局


よく言われる "楽しめているか" に行き着くように思う。



思い出すのはAKB初のオリコン1位楽曲「RIVER」の珠理奈だ。


ハードな曲調とダンスによって彼女の魅力がかつて無いほど引き出されたと同時に、あの曲の珠理奈は”今ここで歌い踊ることが最高に楽しい”という歓喜に溢れていた。


まるで成虫になった蝶がうまく飛べるようになったことが嬉しくて嬉しくて仕方が無いかのような、まさに 歓喜溢れる舞 であった。



それを目の当たりにした僕は問答無用の完全ノックアウト状態!だった。



最近だとそれを一番感じたのはAKBの 川本紗矢 だ。


公演やコンサートでの彼女は今まさにまばゆいほどに光り輝いているが、その輝きは今ここで歌い踊れることが嬉しくてたまらないという”喜び”そのものなのだ!



ステージに限らず握手会などでも”楽しむ”ことが重要とよく言われるのは


まさにその状態が


  "最も自然にポテンシャルが引き出されるから" なのである。

2015年10月22日木曜日

珠理奈のAKB兼任解除を読み解く!


重大発表などと見栄を切るので少しハラハラしたが
とりあえず安心した。



兼任解除はおおよその方の想定の範囲内でサプライズと言うほどではなかったが

18歳になった珠理奈が自分の意志で決めたという勇気をこそ
評価すべきだと思う。

兼任制度も3年以上続いているが
各グループの活性化、ファンの流動化にもつながり
概ねデメリットよりメリットの方が多いとは思う。
兼任からそのまま移籍というパターンもあり成功例も見られるが
珠理奈個人としては現在さして意義を見いだせない状態なのは明らかであったし
SKEとして節目を迎えたタイミングでの妥当な決断だろう。

完全な憶測だが珠理奈に過去AKB移籍の打診は
普通にあったはずだ。

ボクはおそらくナゴヤドームコンサートのあたりに
何か話があったのではと思う。
あのときナゴドにいた人ならわかると思うが
珠理奈が神妙な面持ちで話し始めた時 ヤバい!と思った人が多いはずだ。
それなりの打診を受けて後は珠理奈の意思に任せるという投げ方が、
あの時の珠理奈とナゴドの 微妙な雰囲気 にそのまま出ていたのではないだろうか?



いまだに珠理奈の 事務所移籍 がないのは不思議に思うが
おそらくAKB移籍ならそのまま大手に所属という流れになっていたのかもしれない。

彼女のいち芸能人としての今後を重視するならその流れに乗ったほうが良いだろう。

だが彼女の心を栄から切り離すことは出来なかった。

長らくの葛藤を経ての今回の勇気ある決断は18歳の彼女には
我々が考える以上に大変だったことでしょう。

そして言葉通りあらためて 打倒AKB を掲げるのなら、シングル選抜からも
辞退した方がより旗手が鮮明になるでしょう。おそらくその方がヲタにもブーストが
掛かり総選挙でも優位に働くのでは?と思いますが難しいところですね。

このあたりは過去にも触れているので目を通していただけると幸いですm(_ _)m

SKE48勝手にプロデューサー!: 「AKBを超える」ってどういう事?その1
SKE48勝手にプロデューサー!: 「AKBを超える」ってどういう事?その2
SKE48勝手にプロデューサー!: 松井珠理奈の名古屋帰還宣言!

2015年10月21日水曜日

彼女たちの今そこにあるマジを目撃せよ!


最近マジすか学園4がKBS京都で放映し始めたので(4ね)
3以来久々に見始めたが。。どうも役者(特に四天王)のスケールダウン感がハンパ無い。














唯一ぱるるは良い!



最近ボクには彼女がゆるキャラか妖怪(ほめてます)に見えるほど、妙な雰囲気というか妖気を(笑)醸し出している。


ただ今のところ主演の宮脇さくらに感情移入できないので、どうにも入り込みにくい。


このシリーズは現実とのリンクでマジが投影されてこその面白さなので、そのあたりの宮脇さくらに感じている物足りなさが拭えないのだ。



それより現実のグループで起こっているマジやガチをリアルタイムで目撃することのほうがよっぽど刺激的だ!



SKEとして地上波レギュラーがない状況で


惣田紗莉渚、東李苑、古畑奈和 が気を吐いている!



いち深夜バラエティの発言でYahoo!ニュースに載るのはお見事!だった。


後にブログで補足していたがメンバーは同志であるとのこと。

考えてみれば当たり前のことなのだが、空気を切り裂いた彼女の勇気に拍手だ!











くだらないバラエティでも”マジ”があればそこに感動が生まれる!


惣田紗莉渚を見ていて思い出したのは、元祖崖っぷちメンバー大堀恵だ。


AKBINGO!初期において、くだらない企画で感動までさせられたのは彼女くらいだ。


(ほぼ90度の傾斜の滑り台から直滑降で落下しながらも粉まみれでピースサインを見せたド根性!は見事であった!)


シングルデビュー時の引退を賭けた騒動(1万枚売れなければ引退)も彼女のマジがあったればこそで、当時かなりの話題になったものだ。



李苑もかなりの豪速球を投げている。



彼女の正直すぎる性格と漂うマイペース感は芸能人に向いていると思う。

ただのきゃわきゃわパジャマトークでは視聴率も難しいなか、良い意味で空気を読まないこの2人が番組を引っ張っている。



結果は残念だったが、李苑と奈和ちゃんが参戦したAKBINGOでの歌姫No1決定企画ディバチャンもなかなかの見応えだった。


最後は審査員に恋してる相手を想像させるほどにストレートに歌い上げたチーム8小田えりなに軍配が上がったが、李苑の難しい曲にチャレンジする姿勢は評価できるし、奈和ちゃんの歌い出しで世界に引き込む力は見事だった。


彼女たちの"今そこにあるマジ"を目撃せよ!

2015年10月18日日曜日

卒業に想うアイドルファンとしての心構え


秋の深まりとともに各グループで卒業発表が相次いでいる。





神門沙樹の在籍約2年は今の48グループの感覚だと短く感じるかもしれないが、決して社交的には見えない彼女にしてはよく頑張ったと思う。


ドラフト1期生として最初からチームへ在籍、ドームでのお披露目、選抜への抜擢など多くのメンバーより流れる時間のスピードは早かったのではないだろうか。



握手が苦手なのは確かにそうなのだろう。



ここまで握手に比重を置くアイドルは特殊なので向き不向きがはっきりと出てしまう。

単純に握手が厄介で心が折れたのかどうか僕にはわからない。




ただ一つ言えるのはどんなメンバーにも

それぞれの壁は存在することだ。



問題はそれを乗り越えてでも手にしたい夢や目標が、今の道のりの先に見い出せなかったことではないだろうか?玲奈ちゃんのように。



もしくは幼すぎる夢や思いが厳しい現実に打ち砕かれたのかもしれないし、業界で磨かれて少し大人になり視野も広がったのだろう。



この年頃なら普通にあることだ。



選抜まで行ったメンなら尚更ここから上へ行くのは容易ではない。その摩擦に堪えうるモチベーションが希薄なままダラダラと在籍するよりは潔くて良いと思う。




かつて彼女と入れ替わるように去って行った5期生の菅なな子は僕の一推しだった。




彼女はSKEになりたくて入ったメンバーだ。


そしてチャレンジするのが好きな子だった。出来ないことを出来るようになるのが面白いと笑顔で話す彼女、その生き生きした姿を見るのがボクの喜びでもあった。



だが選抜として活動するなかで今の芸能界という世界で、その先に大きな目標を見い出せないまま、やがて高校の出席日数が限界を迎えてしまう。



SKEらしい全力パフォーマンスを体現しつつ賢さも持ち合わせていた彼女に是非SKEのキャプテンになって欲しい!


そんな期待がファンならずともあった程だが、勉強もできるタイプだけに大学を見据えた上での仕方ない判断であった。



ひどく落胆しつつも納得できなくはなかった。。



落ち着いてからは、むしろアイドルとして一番旬な年頃をまっすぐSKEに捧げてくれて本当にありがとう!という気分だっだ。



秋元康の発言にもあるが、必ずしもこのルートが正解とは限らない。



芸能界というフィールドに限らず卒業してから思わぬ輝きを放っている元メンバーもいる。



月並みだが僕たちに出来るのは今後の幸せを祈りつつ温かく送り出してやることぐらいだ。




こんな時いつも思うのは、とにかく”今”を精一杯応援することだ!



かつて、業界アイドルフリークの走り的な存在であった、故 青木一郎氏(注1)



が提唱していた アイドルファンの心得3か条 が突き刺さる。




1. 一人でも応援できる勇気がある。

2. アイドルの痛みをわかる。

3. アイドルの”今”をきっちり応援する。



全く無駄がない!これに尽きる!




あらためて痛感する秋の夜でした。



 *注1 = 関西を中心に活動していた放送作家、熱烈なアイドルフリーク。著書に「炎のアイドルファン」など。80年代から90年代にかけて活躍。

2015年10月14日水曜日

48Gを代表する歌姫がいない!


昨日のAKBINGOはディバチャンというガチで実力No.1歌姫を競う企画
が久々に行われた。



そもそもAKBグループからソロデビューを果たしているメンバーは
それなりにいるが(現在12名)今も継続して活動できていると言えるのは
岩佐美咲と柏木由紀、渡辺麻友くらいではないだろうか。

板野友美は一時の勢いで手にした名声に満足してしまったのか
早くも過去の人になりつつある。
前田敦子は女優路線なのは良いのだが歌手活動をする時に
まともなレッスンが出来ていないのがバレバレで正直聞いていられない。

正直今歌手としてまともに聞けるのはゆきりん岩佐美咲ぐらいだ。

そしてここ数年

競馬企画やじゃんけん大会でソロデビューが安売りされる
ようになって明らかにAKBグループでのソロデビューの
値打ち自体が落ちた。

じゃんけん大会で優勝した藤田奈那にはがんばってほしいが
そもそも今回のAKBINGOのような企画を大規模イベント化して優勝者にソロを
与えるというのが至って真っ当なやり方のはずだ。じゃんけんでのご褒美
だけではバランスが悪いように思う。

あらためて

いまだに48グループを代表する歌姫は?
と聞かれても決定的なメンバーがいないことは
危惧すべき状況ではないだろうか?

かつてのおにゃん子の工藤静香のような突き抜けた存在がいない。



山本彩に関しては動いているようだが先を見据えて彼女の作詞作曲が条件なの
かいまだに実現していない。
何よりAKBファンの間では第一候補である柏木由紀を早く卒業させて
ソロに専念すべきだし
前回のディバチャン優勝者でもある古畑奈和ちゃんを
早くデビューさせる状況作りをすべきである。

まずはAKBグループの恒例行事として
総選挙(ファンの民意)、リクアワ(楽曲の総選挙)、じゃんけん大会(運)、
継続すれば運動会(実力)、に続いて

歌唱面での実力勝負である大規模イベントを追加すべきである!

と提言しておきたい。

2015年10月12日月曜日

HKT新曲発表で考えるSKEのこれから


隣の芝生は青く見える


今回、HKTのドラマを絡めたニューシングルの発表はそんな印象だ。

HKT48新曲は氣志團とコラボ 綾小路翔「NHK復帰」懇願 | ORICON STYLE




















しかもSKEの新ユニットシングルと同時発売と来れば穏やかではいられない。


HKTは前作の王道アイドル路線でセールスが振るわなかったこともあり

紅白出場が絡むこの時期に話題性重視で勝負に出たようだ。


ただ、SKEの場合はユニットメンバーのみの握手会らしいのでセールスで勝負するにも条件が違いすぎることになる。

今回はそれを気にするよりユニットの完成度を楽曲とともに高めて、今後につながる何かを残せるかを重視したい。



周りを見渡していると焦りはあるが、何をやっても振るわないときはあるので



今は隠忍自重でコツコツと足下の土を耕し、新しいタネを
植える時期であると思う。



実際ここ最近は地元でのイベントなどが増えており、7周年イベントも盛り上がって
その点運営は頑張っているなあと思う。


ただ気になるのはグループでのドラマ展開はマジカルラジオ以降サッパリだし


何よりNMBにもHKTにもある地元の冠番組

「SKE48の世界征服女子」以降一部を除いてパッタリ途絶えたままなことだ。


この辺りはJRをほとんど出さずに視聴率やDVDセールスでさっぱりだったことなどがシコリを残しているように見える。今までの露骨な東京シフトが影を落としていると言えるだろう。















これは以前、味の素とのタイアップでダダ滑りして、ココイチまでさっぱりだった状況に似ているように思う。



味の素のCMは今思えば完全にターゲットを間違っていたのだが、一度失った信頼を取り戻すのは難しいものだ。


理想はココイチがスポンサーになってくれることだが、、我々に出来ることはひたすらカレーを食うことかもしれない。


あっ!たまには天丼もねっ!(笑)

2015年10月10日土曜日

タイアップでのユニット展開を考えてみる


今まさに、タイアップの基軸であるココイチのキャンペーン第3弾が進行中だが

他には


丸美屋、うま屋、速達生、アスビー、愛知トヨタ、メガワールド
コーチャンフォー、ボートピア名古屋



と見事に成人男性をメインターゲットにしたものがほとんどだ(汗)


もう少し単純にアイドルらしいかわいいタイアップも欲しい(切実)


例えば、安直だがお菓子メーカーなどとのタイアップができれば
SKEのファンを伸ばしたい若年層や女性にアピールできる。


お菓子と言えば、チョコが大好きな江籠裕奈ちゃん。


彼女メインでユニット展開を考えてみることにしよう。


















同期の市野成美(なるちゃん)とのえごなるコンビはファンの間で
名前は通ってるが、実際の魅力はあまり伝わってないように思う。

意外にメディアで2人の組み合わせが、ほとんど無いからだ。


この2人、ただの同期の仲良しというだけでなく、松井珠理奈、玲奈並みに
性格が180度真逆でお互いが見事に引き立つ効果がある。

ここに+α、ボクなら北野瑠華を組み合わせる。



















なるちゃんと同じ元気系キャラだが

2人の方がやんちゃ感が増して、江籠ちゃんとの対比がより面白くなる。


江籠ちゃんとは真逆のいたずら系天使キャラでもある。


最近メンバー内できのこ派たけのこ派で話題になったメーカーや
以前、前田敦子がCMをやった不二家なら彼女たちにあったメルヘンな
ユニットになるかも。

例えば「放課後、栄で行われる秘密のお菓子パーティーとは?」なんて
コンセプトはどうだろう。(普通過ぎるかな?)


どういう方向性にしろ

ココイチ効果の神通力があるうちに開拓しておきたいものだ。


この3人、えごなるかでまずは公演やカップリングでも良いので

実際に見てみたい。以上ボクの勝手な妄想でした〜(笑)

2015年10月8日木曜日

アイドルユニットの重要なポイントとは?


湯浅支配人の発言によると

SKEのシングルリリースは年内に無いとのことなので、やはり実質的にシングルの枠を利用した、実験的ユニット展開のようだ。

これ以上中途半端に大人の事情を推察しても面白くないので、純粋にユニットを作るならコレ!というものをボクなりに考えてみたい。

その前に、いくつかの前例であらためてユニット展開におけるポイントを確認しておこう。


当たり前だがユニットはメンバー選びがキモだ。


48Gで完成度の高いユニットは文句なしに、ノースリーブスである。

高橋みなみ、峰岸みなみ、小嶋陽菜はルックスやキャラクターも三者三様で見事なバランスだ。





















3者のバランスは料理に例えると青椒肉絲(チンジャオロース)のようなものだろうか。

細切り肉のジュワッと感と、たけのこのポリッと感、ピーマンのシャキッと感が互いを引き立て、それぞれの味とマッチして何とも言えないハーモニーを奏でている。

元々は公演曲である「純愛のクレッシェンド」のユニットがベースになっているというストーリーがあり、各々アイドルとして歌唱力も十分だ。

当時のコンセプトは

「制服を脱いで秋葉原を飛び出す」であった。


「タネ」や「Relax」はまさに制服を脱いでアイドルからガールポップへ飛躍するコンセプトに合致した名曲だと言って良い。


人選的には極端な例えだが

もしこれが峰岸みなみ 柏木由紀 指原莉乃 の3人だとすると、2ちゃんねるでも揶揄されるような悪の枢軸感(笑)が一気に増して、妙なイヤらしさが先に立ってしまうが(失礼!)

ノースリーブスの場合、峰岸のアクの強さが中和されて、ちょうど良いコクのブレンドになるから不思議なものだ。


初期の渡り廊下走り隊もコンセプトは明確だ。

かつてのおニャン子クラブ「うしろ髪ひかれ隊」をもじった国民的妹分ユニット。メンバーもチームBという妹チームの妹キャラで構成されている。その後の事務所事情によるメンバー追加などでコンセプトを見失っていったのは残念だった。

SKEだと、だ〜す〜、つ〜ま〜&に〜た〜3人のユニットが面白い。

かなり濃厚だが色物的展開が見事にハマった組み合わせだった。須田と谷はかわいいメンと一緒だとそれなりにかわいくブスなメンと一緒だと不思議とブスよりに見えてしまうという特徴がある(笑)

かおたんに引っ張られて見事なブス加減となり、見事に色物がハマったと言うわけである。















ユニットではないが、人選で見事だった印象が強いのはAKBの14枚目シングルのカップリング

「君のことが好きだから」のアンダーガールズだ。


いまだに根強い人気を誇るこの曲は決して楽曲だけの人気でここまで支持を得ているわけではない。

当時既にファンだったので皮膚感覚でわかるが

なんとかしてこのメンバーを選抜に上げたい!というファンの熱い思いと高城、指原、松井玲奈を中心としたブレイク前夜のメンバーのポテンシャルが織田哲郎の楽曲とファン目線のダイレクトな気持ちを代弁した歌詞に見事にマッチしたがゆえである。



メンバー選びにコンセプトやストーリーが無いと
楽曲へ繋がる想像力が希薄になり、単なる寄せ集めにしかならない。

2015年10月6日火曜日

祝 7周年!新ユニット展開を斬る!


7周年はサンシャイン全体を使った賑やかな、お祭り的な展開が

ちょっと早い文化祭のような雰囲気で非常に楽しいイベントとなった。

ミッドナイト公演という新たな試みもあり、寝不足者も出るほど
頑張ったメンバー、スタッフ運営陣に、あらためて拍手を送りたい。




後半の湯浅支配人からのユニットデビュー発表には驚かされた。


シングルとは別展開とのことだがタイミング的に
玲奈ちゃん卒業後の勝負を賭けた再出発として
いつも通りの安易なリリースを避け、実験的な試みに出たと思われる。

どのみちシングル売り上げは「チョコの奴隷」以降苦戦気味なので
このタイミングでチャレンジすること自体は大歓迎だ。


ただユニットのネーミングセンスが残念ながら、いつもの

シングルのカップリングユニットと同じクオリティ

で、運営陣のマジがいまいち伝わって来ない。


欅坂46の件もあるので今からでも何とかして欲しいものだ。


表題曲ユニット ラブ・クレッシェンド 7名は
(小畑優奈 江籠裕奈 北川綾巴 熊崎晴香 後藤楽々 菅原茉椰 松井珠理奈 )

ルックスとフレッシュ感重視の純アイドル選抜といったところか。


かつての「青空片思い」や「ごめんねサマー」と同じ構成だけに
このメンバーが選抜の実質的なシングルだと捉えられても仕方が無い。


一部で流布しているSKEはブスが多いのイメージを覆したい意図もあるだろう。


個人的にはフルマリオン(古畑奈和 東李苑)

が最も想像力を掻き立てられるユニットだ。




歌も楽器も演技もできる2人だけに選択肢は多いが

僕なら敢えてこのネーミングを生かして2人に特撮ヒロインもの
主演させ主題歌も歌わせたい。

今はなくなったが、セーラームーンのひな形にもなった「美少女仮面ポワトリン」

のような 女性アイドル x 特撮もの という路線は
子供のファンを増やす意味でも有効なように思う。


曲を待って判断したいが、全体的に見て今回の各ユニットは

かつての本店の正規ユニットと比べた場合、

ストーリーやコンセプト


明らかに弱いように思う。(シングルのカモフラージュだとしたら当然だが)


元々SKEはソロ、ユニット展開が、かおたん以降全く見えていなかった。


この点今回は、もれたが 非公式ユニット「まいてぃ」のような
メンバー自身からスタートするくらいのアイデアや情熱を発信してもらいたい。


SKEだけでなく、48Gのメンバーに最も欠けているのは
こういった 主体性 


これだけの人数なのだから、まな板の上に載るのを待っているだけではダメだ!


一応SKE名義のシングルではない分、自由度の高いプロモーション展開が
可能なはずなので、握手会だけに忙殺されない試みを期待している。


2015年10月4日日曜日

48アワードを開催すべきだ!(直球)




本日行われたSKE48 7周年前夜祭トークショーで嬉しいことに
今までずっとやって欲しいと思っていたことが実現した。

この1年間の劇場公演最多出場のベスト3を表彰したことだ!

今までこれほど多岐にわたる活動をしているメンバーに対しての
オープンな評価軸ファンからの選出である選抜総選挙や
間接的なリクエストアワーという形だけで
統一されたものがない点を不満に思っていた。

AKB新聞紙上でMVPなどが年末に選ばれているが
是非もっと大々的なイベント化まで持って行ってもらいたいのだ。
野球やサッカー、プロレスなどでも行われているのはご存知の方も多いと思う。

今回のように各グループの個別の評価はそれぞれのイベントでやるとして
マクロ的(巨視的)にMVPなどの大々的に評価する催しを

48グループらしくイベント化してショー化して
魅せるというのが良いと思う。

正直ありがちな発想なのだが、いまだ実現していないのは
運営が頓挫したペナントレースと共に考えていたのかもしれない。

握手会や劇場公演、外仕事などへの評価を
ちゃんとした形で提示できるイベントを望んでいるファンは多いはずだ。
こうしてわかりやすく提示されると総選挙への影響もあるだろう。

単独で無理ならば
年末にやっているAKB紅白歌合戦内で別枠でやるのも良いかもしれない。

ぜひ!48アワードを楽しみにしている!!

7周年を迎えたSKEに必要な視点とは?


早くも7周年を迎えたSKE48、これはAKBだと2012年に当たる。

前田敦子の卒業が、この年であるのは松井玲奈との大きな共通点だ。




単純に比較は出来ないが、メンバーを取り巻く環境は規模的には

2009年頃のAKBの状況に似ているのではないかと思う。


< 2009 AKB >                               

9期生まで加入、初期メンバーの卒業多数     
8期生は素行不良などが目立ったため     
全員クビ、またベテランメンのダブつき              
解消&卒業生の受け皿としてSDN48の誕生    
グループ肥大化による一体感の欠如など            
                                                     

< 2015  SKE >

7期生まで(+D1D2)
初期メンバーの卒業が目立つ
中堅メンのダブつきや卒業メンバー
の行く末などで課題、グループ肥大化によるメンバー間
の関係性の低下が見受けられる。


AKB8期生の全員クビは黒歴史として有名な事件だ。

本人たちの資質もあるが、当時の戸ケ崎支配人が直接管理しなくなったことも含めて


要はグループ肥大化での管理不行き届きが原因だ。


AKB初期メンは2008年の年末頃からの離脱が特に目立つ。

SKEも2013年頃から目立っている。

そしてベテラン中堅メンのダブつきと卒業メンが決して順調ではなく
受け皿的な存在が求められつつある点も一致している。


一方グループを取り巻く状況は違う。

AKBの2009年は人気が一気に加速しはじめた時期で
2015年のSKEは松井玲奈卒業という大きな区切りを迎えた。

これは前田敦子や大島優子卒業時と同列で
もう一度原点に戻って仕切り直しが必要な時期だ。

もちろんこれだけで説明できる状況ではないが、

こうして現状を整理してみると
今後の一手をどう指して行けば良いのかも見えてくるような気がする。

要はAKBと同じ失敗を繰り返さないという視点が重要なのだ!

2015年10月2日金曜日

ミッドナイト公演に見るSKEの課題!


48グループ初ミッドナイト公演開催決定!!













ということで新たな試みへのチャレンジに素直に拍手を送りたい。


夜中にイベントをやることや、大人なメンバーで大人のセットリストはSDNみたいな
感じかなあと既視感がないわけではないが



とにかく「48グループ初」が大事だと思う。



SKEに対するヲタの潜在的欲求としてAKBフォーマットから外れた独自展開を望んでいる方は多いはずだ。




ここ数ヶ月で一番意欲的な独自展開だなあと思ったのは正直


HKTの明治座と博多座で行われた指原莉乃座長公演である。

古典演劇 x HKT48はオリジナル劇場公演が未だにもたらされていない48グループ
として、待つだけでなく攻めに出た独自展開として素直に評価したい。


SKEでの独自展開といえば何と言っても「羽豆岬」だ。



劇場のある地以外では初めての地元ソングだ。その後の地元との協力関係と、ヲタによる聖地化は地方地元アイドルの見本と言って良い好例だ。


HKTは指原というある種のカリスマありきの展開ではあるのだが、特に事務所がAKSと統合してからの、ことごとくAKBフォーマット内で治まってしまうSKEにもどかしさを感じるのも事実だ。



劇場公演握手会リクエストアワー総選挙じゃんけん大会組閣

全部AKB発のフォーマットだ。

そのなかでSKEらしい工夫は試みられているがベースは同じだ。



世間は既にあまりに売れすぎたAKB48に飽きてきている。



良く出来たシステムゆえに維持できているがもうAKBのターンは終わっている。


SKEはおそらく乃木坂46に次のシングルで「チョコの奴隷」のセールス記録を抜かれてしまう可能性が高い。もう間もなくだ。



こんな時だからこそ攻めなければならないのだ!




松井玲奈が抜けてSKEはダメになったと言わせてはならない!!