2019年8月24日土曜日

6期生よアイドル2.0へアップデートせよ!

遅ればせながら先日、ゼロポジで6期生単独ライブ(完全版)を見ました。




台風が近づく中、いつ中止になってもおかしくない状況で最後までやりきってくれたメンバー&ヲタに拍手を送りたい気持ちでいっぱいになった。



ステージ以外の部分も多く、特に「おっ!」っと思ったのが


彼女たちが大人たちから「ただライブをやりました、はやめてね」

「何かを掴んで欲しい」というプレッシャーをかけられていたことです。



実際このライブに向けて改めてメンバー同士でマジな話し合いが持たれたようで、それぞれがこれからのSKEをどう盛り上げていくのかだったり、自分自身とも向き合う良い機会になったようです。



個人差ありますが6期生はもうただの"純粋なプレイヤー"としては限界を迎えてると思います。


言い換えれば "与えられたことにガムシャラなフレッシュなアイドル "でしょうか。



+αの主体性、このグループでの自分の役割など踏み込んだ活躍が求められます。



アイドル1.0(与えられたものに対してぶつかる)から


アイドル2.0(自分で考えて行動できる)へのバージョンアップの必然と言っても良いでしょう。



まあ正直、僕みたいなヲタクに言われるまでもないやろうとも思うのですが、これまで彼女たちは個人主義であまりぶつかり合ってこなかったと聞いて、メンバー、ファンを問わず前向きな意見は改めて言葉にして発信すべきだなと思いました。




外仕事も少しづつ増えてきた彼女たち。



自覚を促す意味でもチームキャプテンをKII,Eはそろそろ

この辺りの世代に移行させても良いのではと思います。



もしくは自ら手を上げてくれたら胸熱なんですが!(ゼロポジのドッキリ企画で似たようなことあったな〜笑)

2018年10月17日水曜日

最近”ナゴド”って聞かなくなったのはなぜ?


気のせいだろうか、最近”ナゴヤドーム”というワードをメンバーから聞かなくなった。


かつて斉藤真木子、高柳明音、松井珠理奈などから生誕祭やコンサートなどで触れられることがあったが、僕が見ている限り総選挙前のゼロポジ生討論で珠理奈が「再びSKEでナゴド、AKBで東京ドームへ」という思いを語っていたがのが最後だと思う。



2014年のナゴヤドームコンサートが


そこまでの道のりや内容も含めて決して満足いくものでなかったことから「リベンジ」の要素もあることは高柳明音をはじめとした当時からのメンバーやファンならわかっていること。

これはこれでケリをつけたいという思いは僕にもある。



ただ、ベテランメンバー主導で打ち上げて行けたとしてもその後どうなるのか?


諸々考えた結果、後輩たちからの突き上げを待っているのだと思う。


長い目で見た場合、そろそろ1〜4期は時間が限られている。



その後も続く物語として考えた場合


主軸になるであろう6期以降のメンバーの推進力は外せないのだ。



1〜4期のためのリベンジや思い出のナゴドになるのか

6期以降の世代を中心とした未来へ向けたナゴドになるのか



この両輪が等しく機能することが理想ではないだろうか。


SKE48という物語はまだ続くのだ。



これからのSKEを担うメンバーが大きな推進力となって

地元から再生した物語としてのナゴドでなければ意味がないと思う。



2018年10月7日日曜日

10周年特別公演で見えた3つの希望とは?③【SKE48 10周年】


3つ目は何と言っても松井珠理奈の復活の兆しだ。

いや、とりあえずの復帰状態と言ったほうが正しい表現だろうか。




自身の体調面もあるだろうが、今のSKEにどれだけ自分がコミットするべきなのか


考えられた上での部分出演だろう。



なんだかんだ言ってもSKE48の顔はまだ松井珠理奈だ。




今も珠理奈が慕う大先輩、篠田麻里子は

かつて総選挙で言った。



「席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKBでは勝てないと思います。潰すつもりで来てください。私は何時でも待っています。そんな心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています」





今、時代は珠理奈がこのセリフを言うようなターンに入っているのではないだろうか?


AKBをSKEにしても全然OK



そのためにも憎たらしいくらい強い松井珠理奈が復活してくれないと困る。


このまま完全復活できないまま

単に後輩にすんなり道を譲るだけでは正直物足りない。



ただ、ことはメンタルの問題なのでまずは10周年に間に合ってくれただけで有難いことだ。




総選挙1位松井珠理奈、2位須田亜香里という高い壁。


その背中を追い


本気で乗り越えんとする後輩たちの覚悟、奮闘があったればこそ


新たなストーリーが紡がれることになる。


このためだけに覚えたメンバーも多いリバイバル3公演も含め、厳しいスケジュールを乗り越え、あっさりめが多い毎年の記念公演としては充実したものを見せてくれた。



当初10周年は大箱でやるという支配人の話もあったのでどうかな?



とも思ったが、今一度原点で仕切り直すという意味でも良かったように思う。11年目のSKE48へ向けてまだまだ戦える手応えはつかめた公演だった。

10周年特別公演で見えた3つの希望とは?②【SKE48 10周年】


2つ目は、矛盾しているように聞こえるかもしれないが

ナゴヤドームコンサートが発表されなかったことだ。




ここ数年SKE復活のための希望の光として

再びのナゴヤドームコンサートが叫ばれていたことはみなさんご存知の通りです。


だが、思い出していただきたい。



前回のナゴヤドームコンサートが発表された時のことを、そしてその後の道のり、当のコンサート自体の内容に関して。



決して満足のいくものではなかった。



この実感は我々ヲタクだけではない、かつての松井玲奈や高柳明音も繰り返し口にしていたことだ。



それだけに同じ過ちを繰り返してはならない。



地元に根付いたSKE48が若い世代を中心に再びこのナゴドに帰ってきた!



というストーリーでなければ新たなSKE48の第2章が花開いたと言いにくいのではありませんか?



先日、松村香織の卒業が発表されたが


1.2.3期を中心としたベテラン世代はいずれにしろそう長くはないだろう。



去ってゆくもの中心のナゴドでいいのか?



と言っても旧世代に全く用はないと言っているわけではない。



前回は純粋なプレイヤーだったメンバーたちがコンサート自体をどう作り上げるのかベテラン世代を中心にそこまで踏み込まなけれないけない時期に来ている。



旧世代と新世代の両輪が機能しなければナゴドは成功しない。




そのための道のりも重要だ。



前回は単発の大箱中心で、流れを作るまでに至らなかった。


その諸々の結果がナゴヤドームのあのコンサート内容に出ている。


もちろん到達できたこと含めて良かったところもたくさんある。


でも結果としてSKEを理解していない大人にコントロールされて

ほろ苦さを味わったコンサートであることも認めなければならない。



繰り返す。



同じ過ちを繰り返してはならない。


(3つ目に続くかも)


10周年特別公演で見えた3つの希望とは?【SKE48 10周年】


10周年記念でホッとしたことが3つある。


まずはやはり年内に24枚目のシングル発売が決定したことだ!





これでようやく2014年まで維持していたシングルリリース年3枚というペースに戻すことができる。


2015、16年は2枚づつだった。


昨年2017年は年初に2ndアルバム発売があったとはいえ

結局「意外にマンゴー」1曲しかリリースできなかった。


という厳しい状況を考えれば、かつての勢いにかなり近づけているという手応えを感じる。(10周年を3曲にすることにこだわった結果かもしれないが)



現在SKE48は2014年、ナゴヤドームコンサート開催や松井玲奈の乃木坂46兼任などから加速したであろうファンの流出から、その下降線が底を打ち、10周年に向けてようやく復調したと言える状況だ。




この10周年の加速感が失われないうちに

新たなる歴史の第一歩となる11年目のスタートダッシュを切れることは非常に大きい。



それだけにどういう布陣でどういう楽曲になるのか?は


めちゃめちゃ大事で注目せざるをえない。




前回の、10周年記念のお祭り曲となった「いきなりパンチライン」とは違った意味で



今を生きるアイドル=SKE48としての真価が問われる一曲となることは間違いない。



(もう2つのホッとしたことへ続く)


2018年10月6日土曜日

斉藤真木子の葛藤と本当に伝えたかったこと【SKE48 10周年】


10月5日、10周年特別公演後半。



珠理奈から感謝を述べられ、こみ上げる涙が止まらない中、我らがキャプテン斉藤真木子がその胸の想いを語り始めた。




「SKE48は10年前、ここでデビューしましたが、私は今でもずっと思っています。二日間この特別公演をやってきて、まだまだ過去の壁は厚いと何度も感じました」



キャプテンという立場だけでなく、いちメンバーである彼女の実感を含めてグッと伝わってくるものがありました。彼女自身、研究生期間が長かったり、シングル選抜にもなかなか入れない状況で、AKBとともに上昇気流に乗って行く先輩たちの輝かしい姿が目に焼き付いているのでしょう。



確かにあの頃はスゴかった。



僕がその頃ハマりだしたということもあるが、2009年前後の熱さ、加速感はAKB本体の勢いも含めてやはり特別なものだったなと思い出すことがある。


でもあの頃はAKBの後を追う形で、東京のメディアを中心としたブームに伸るか反るかに重心が置かれた時期であった。名古屋 栄に拠点を置きつつもまずは東京で成功するアイドルを目指すというビジネスモデル。


今はそこから真の地方アイドルを目指し、徹底した地元密着で再び盛り上がらんという新たなフェーズに入っている。


とはいえ、あまりにも眩しいブームの幻影から逃れることができないのでしょう。複雑な胸の内が垣間見られた。



「『今が一番楽しい』自分に言い聞かせて、メンバーを引っ張ろうとずっと前を向いてきましたが、11年目を迎える今日、明日からまだまだSKE48に厳しい壁はずっと待ってると思います。『楽しい』と言ってしまえばそれだけで済むかもしれないけど、みんなともっとたくさんの笑顔が見たくてもっとたくさん楽しい景色をみんなと見たいから、これからももっともっと頑張っていかなきゃいけないなと実感しました」



「SKE48は今が一番楽しい」



とは高柳明音が盛んに訴えてきたこの10周年のSKEを象徴するフレーズだ。



これを受け、真木子は葛藤しつつも


単に虚勢を張ってきたわけではない。



一見それに疑問を投げかけているように聞こえるが、彼女が伝えたかったことは「楽しい」で思考停止していないか?ということだと思う。今を無邪気に楽しんでいれば単にそれでいいというわけではない。まもなく9期生も入ってくる状況で末端のメンバーにまでその本質が伝わっていないという彼女なりの危機感が現れていたように思う。



高柳明音の総選挙でのスピーチを思い出していただきたい。



「悔しいことも悲しいこともたくさんあったけど、でもその経験があるから、乗り越えたからこそ今がある。だから今が一番楽しい!って言えるんだ!」




厳しい状況や過去を乗り越え今を本気で楽しむ心意気


を問うているのだ。



世代や個人によって感じ方に差はあるだろう。



キャプテンとして自分の気を引き締めるだけでなく、後輩たちへの単に目の前の仕事をこなすのではなく、本気でぶつかり何かを掴んでほしいというエールでもあるだろう。でなければこの先、決してSKE丸は順風満帆に進むわけではないのだと。



「キャプテンになって3年になります。肝心なところで漢字が読めなかったり、泣いちゃったり、本当に頼りない私ですが、SKEへの思いは誰にも負けないです。SKEを好きになって、SKEに入って本当に良かったなと心から思います。SKEに入れて本当に幸せでした。この気持ちを11年目もみんなと一緒に分け合えられたらなと思います。この劇場はずっとずっと私を裏切らないでいてくれました。ステージの上は本当に私の……“楽園”です!」




最後に忘れてしまったのか盛大な間を作ってしまったが逆に引き込まれた(苦笑)




ステージは裏切らない。




マジになって心から楽しんだものに シアターの女神 は微笑むのだ。




この楽園があったからこそ、幾多のメンバーの汗や涙の物語が紡がれてきたからこそ
SKEは10周年を迎えることができた。



だがしかし!



この楽園が楽園であり続けるかどうかはこれからを担うメンバーにかかっている。



「だから、もっともっとみんなに愛してもらえるように、愛知、名古屋、栄の皆さんにSKE48が宝だと言ってもらえるその日まで、まだまだ突っ走っていきたいと思います! これからも益々の応援をよろしくお願いします!」



最後は満面の笑みで締めくくってくれたキャプテン。



真木子をはじめ、先輩メンバーのマジから後輩メンバーたちがその心意気を


SKEの魂を受け取ってくれていることを切に願いたい!



2018年10月3日水曜日

松井玲奈 涙の理由とは?乃木坂への電撃兼任を振り返る【SKE48 10周年】


玲奈ちゃんのことを書いてたら昔のことをちょっと思い出しましたので備忘録的に記しておきます。


役者志望はSKE加入前からでしたし、若くないとやりにくい役柄もあるだろうから一ファンとしては寂しいけど、もう少し早く卒業したほうが...と思うこともありました。



おそらく彼女としては2014年2月のナゴヤドームコンサートを終えた時点ですでに卒業へ向けて踏み出す用意はできていたように思います。


それがその直後のあの大組閣でまさかの乃木坂46への電撃兼任発表。






確かその後のドキュメンタリー映画で

ステージではグッと感情を抑えていましたが、舞台裏でエレベーターに乗ってから

ふと我に返って涙が止まらないといった様子が印象に残っています。



おそらく卒業というボールを運営に投げて帰って来た球がアレだったのですから...


当時の彼女の涙のワケはそのあたりが大きかったのではないでしょうか。



そう簡単には稼ぎ頭を卒業させないぞ!


という大人たちの思惑、なんとも言えない厳しさを味わったことでしょう。



当時の乃木坂の事情は詳しくわかりませんがセンター人事も試行錯誤していた頃であり、売れてはいるけどまだ突き抜けていない、そんな時期だったと思います。同期生中心で停滞感もあった上でのテコ入れだったのではないでしょうか?

グループカラーとしてはある意味好対照なSKEと乃木坂ですが、玲奈ちゃんは育ちの良さそうな一面もあり、当初から以外と違和感ないかな〜と思ってました。ただ僕から見て乃木坂加入は玲奈ちゃんにそれ程メリットがあったようには思えませんでした。でも乃木坂には大いにあったのではないでしょうか。



秋元康からも直接話があったらしいですが


グループの垣根を越えて次へバトンを渡す。


AKBから渡されたものを今度は自分が渡す番なんだ!


当時の彼女はそう気持ちを切り替えていったのだと思います。




彼女が選抜された乃木坂シングルを何度か歌番組で見る機会が何度かありましたが


特に2015年春、最後の参加作となった「命は美しい」を見たときはシビれました。


1人だけ異彩なオーラを放っている人がいる!!


SKEの初期を彷彿とさせるようなヒリヒリするようなマジな彼女がそこにいました。





はっきり言って表現力、存在感が段違いすぎて他のメンバーがただのキレイなお人形さんに見えてしまう程でした。ステージへのぞむ彼女のストイックな意識の高さを含めて、あの彼女の背中を見せるだけでも乃木坂兼任は大いに意義があったことでしょう。


あのプロ意識を間近で見て刺激を受けないワケがありません。



その年の秋、乃木坂は「今、話したい誰かがいる」でついにセールスの初週記録でAKBを上回ることになります。白石麻衣、西野七瀬などの看板メンバーがようやく確立し、年末の紅白歌合戦にも初出場、今に続く坂道グループの天下を築くきっかけとなりました。




この時期の松井玲奈は、改めて評価されるべきやと思います。








あっそうそう!



玲奈ちゃんにもメリットがありましたわ...



アイドルヲタクとしての彼女は生駒里奈や生田絵梨花などお気に入りのメンバーに近づくことができましたもんね(笑)